このレースは札幌競馬場で行われる芝1200m戦。
毎年ソコソコ荒れますが、このレースで穴をあける馬の特徴は前走7着以下の馬。
ただ今年のメンバーを見ると二桁人気馬以外はそれほど大敗している馬がいなく混戦模様。
どの馬にもチャンスがありそうで面白いレースになりそうです。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2014年以降の過去9年の脚質傾向です。
これを見ると複勝率では断然逃げ馬です。
ただ前走逃げた馬で好走数したのは1頭のみで不振です。
ちなみに今回の登録馬で前走逃げた馬はいません。
そこで前走脚質から好走馬を探っていくと好走率の高い条件は…
① 前走上り2位以内
圏内馬27頭中9頭しか該当馬はいませんが、複勝率では30%近い数字です。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねていくと…
② 5歳以下
③ 斤量55キロ以上(新斤量制度に換算)
④ 前走3着以内
この条件①~④で(2・4・2・4)複勝率66,6%あります。
この条件に該当する馬は
キミワクイーン
シナモンスティック
ゾンニッヒ
以上3頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が2014年以降の過去9年の枠順傾向です。
これを見ると複勝率で安定して高いのは7番ゲート以降ですかね。
内枠は割引と言えるでしょう。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると8番ゲート以降からの穴馬が多いですね。
やはり全体傾向と同じく内枠の成績はよくありません。
上記のデータを考慮して
7番ゲート以降有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ロードカナロア
・フォーティナイナー系
・ノーザンダンサー系
又は
母父に
・ダンチヒ系
です。
特徴として特に近3年はサンデーサイレンス系が不振ですね。
今回の該当馬は
ウインマーベル
キミワクイーン
サトノアイ
シュバルツカイザー
ジュビリーヘッド
タイセイアベニール
レイハリア
以上7頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去9年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 5歳以下
② 前走上り2位以内 or 4角3番手以内
③ 前走G1出走馬
④ 前走距離1200m以下出走馬で1番人気 or 1着
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件①②+③or④に該当する馬は
キミワクイーン
ゾンニッヒ
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 4歳以上
② 前走G1出走馬を除く4角4番手以下
③ 前走高松宮記念出走馬
④ 前走一桁着順の距離短縮重賞出走馬
⑤ 前走距離1200m以下で3番人気以内 or 上り2位以内
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件①②+③or④or⑤に該当する馬は
カイザーメランジェ
シュバルツカイザー
スノーテーラー
タイセイアベニール
トウシンマカオ
以上5頭です。
*除外対象馬は入れていません。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は2014年以降の過去9年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は10,8%です。
・3歳馬(0・0・0・12)複勝率0%
・前走6着以内(1・0・0・48)複勝率2,0%
・前走馬体重449キロ以下(0・0・0・7)複勝率0%
・前走4角3番手以内(0・0・1・36)複勝率2,7%
このデスデータを全て突破した馬は
ウォーターナビレラ
カイザーメランジェ
タイセイアベニール
ナランフレグ
レイハリア
以上5頭です。
*除外対象馬は入れていません。
ポイントは「前走6着以内」ですかね。
要は前走凡走した馬が好走しやすい傾向があります。
ただ前走凡走して穴をあけた馬は10頭いますが、内訳は重賞出走馬(7頭)とUHB賞(3頭)です。
厳密に絞るならタイセイアベニール・ナランフレグ・レイハリアですね。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)
ここを☟クリック
(A) ?????
前走戦ったメンバーと再び対戦するが、斤量面で今回はこの馬だけが楽になる。
その前走は最内枠で追走も前が垂れてきて位置を下げる不利があったが、それでも盛り返してきた内容は評価できる。
1200m重賞でG1以外では全て4着以内という安定性も魅力。
前走以上の走りを期待します。
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