このレースは中山競馬場で行われるダート1200m戦。
1番人気想定は上り馬のテーオーエルビスで3連勝で中身も完勝続き。
個人的にはこの馬は頭一つ抜けてる感じがしますが、過去10年で1番人気馬の半数は圏外に消えています。
1年おきに1番人気馬は消えており、順番で行くと今年は1番人気が消える番。
この馬が消えれば配当も跳ねそうですが、今年はどうでしょうかね？
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法とデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると追い込み馬でも2勝挙げているように軽視は禁物。
また上り6位以下でも好走数は約半数いるので、脚質だけでバッサリと切れるデータではない。
そこで今回のメンバーを見ると逃げるのはエートラックスか？
そして先行馬だがそれなりに揃っている。
そう考えると個人的には外目の枠で差して来れそうな馬が理想的かも？
その点を考慮するとガビーズシスター・クロジシジョー・チカッパ辺りが気になりますね。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると複勝率では15番ゲート以降が若干成績が良くないかな。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると5～8番ゲートからは好走馬がいない。
これは恐らく先行力のある馬なら内枠に入れば距離ロスが少なく有利。
外枠の馬ならコース形態的に芝部分を多く走れる点で有利。
よって実力が劣る下位人気馬にとっては中途半端な中枠付近が良くないということだろう。
上記のデータを考慮して
6番人気以下の穴馬限定で5～8番ゲート不利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父or母父に
・ミスプロ系
です。
シンプルですが父にも母父にもミスプロ系を持っていなかった馬は過去5年で(0・1・0・21)で昨年のクロジシジョーだけが唯一の好走馬です。
今回の非該当馬を載せておきます。
クロジシジョー
サンライズアムール
スターペスカオリ
チカッパ
ドンアミティエ
ニットウバジル
以上6頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2015年以降の過去10年分のもので1～5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走馬体重460キロ以上
② 前走ダート戦出走馬
③ 牝馬は5歳以下
④ 前走3勝クラス出走馬は前走ハンデ戦以外出走馬で2着馬との着差0,2秒以上
⑤ 前走OPクラス出走馬で上り4位以下馬は前走4角2番手以内
⑥ 前走重賞出走馬は前走5番人気以内
これで(10・6・4・6)複勝率76,9％になります。
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ガビーズシスター
サンライズアムール
テーオーエルビス
ヤマニンチェルキ
以上4頭です。
昨年好走していますがクロジシジョーが消えました。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 中央所属馬
② 関東馬は前走G1出走馬
③ 牝馬は4歳以下
④ 7歳以上馬は前走1着馬 or G1出走馬
⑤ 前走間隔3週以上半年未満
⑥ 前走から斤量2キロ以上増馬は除く
⑦ 前走国内ダート戦出走馬
⑧ 斤量55キロ以上
⑨ 前走3勝クラス出走馬は2着馬との着差0,5秒以上
⑩ 前走OPクラス出走馬は前走5番人気以内 or 1着馬 且つ 斤量増馬は除く
⑪ 前走重賞出走馬は前走7番人気以内で7着以内
これで(0・4・6・5)複勝率66,6％になります。
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
タガノミスト
ドンアミティエ
チカッパ
以上3頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は9,2%です。
・地方馬 or 前走G2以下出走の関東馬(0・0・0・33)複勝率0%
・前走G1出走馬 or 前走1着以外の7歳以上馬(0・0・0・21)複勝率0%
・前走間隔3週～半年未満以外(0・0・0・22)複勝率0%
・前走から2キロ以上増馬(0・0・0・14)複勝率0%
・前走4番人気以下で10着以下(0・0・0・34)複勝率0%
・前走2着以下で8番人気以下(0・0・0・38)複勝率0%
このデスデータを全て突破した穴馬は
エコロアゼル
エートラックス
チカッパ
タガノミスト
ドンアミティエ
以上5頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(C) ？？？？？
ミスプロ持ちでないのが気になるが、展開と枠順も考慮してこの馬を挙げたい。
昨年は3歳馬ながら斤量58キロは厳しく、上り最速で追い込んで勝ち馬とコンマ2秒差。
今年に入って今一歩が続いているが、今回は得意の右回り(3・5・0・1)である。
地方G1でも実績があり能力は問題なく、昨年のリベンジに期待したい。
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