このレースは中山競馬場で行われる芝2200m戦。
2015年以降の中山開催で8番人気以下の成績は(0・0・0・56)という成績。
馬券の買い方としては7番人気以内を狙っていくのがベスト。
だからと言ってガチガチのレースとも言えなく、4番人気以下で5勝挙げているように高配当を狙うなら中穴の1着付けという狙い方も良いかもしれません。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2014年の新潟開催を除く過去9年の脚質傾向です。
これを見ると追い込み馬の複勝率以外は大差ない。
そこで前走海外遠征馬を除く前走脚質を見てみると…
① 前走OPクラス以下で上り1位
② 前走G3クラスで上り3位以内
③ 前走G2クラスで前走逃げ or 前走上り9位以内
④ 前走G1クラスで前走逃げ or 4角2番手以内 or 前走上り9位以内
クラス別に見ると上記のパターンの好走率が高い。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
⑤ 前走G1出走馬以外は5歳以下
⑥ 前走間隔35週以内
⑦ 前走G3クラスで3番人気以内で3着以内
⑧ 前走G2クラスで4着以内
⑨ 前走G1クラスで牝馬以外
この条件で(8・6・5・11)複勝率63,3%になります。
この条件に該当する馬は
ヤマニンサンパ
レーベンスティール
以上2頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると明らかに9番ゲート以内が安定しています。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ても同じで9番ゲート以内からしか好走馬はいません。
上記のデータを考慮して
1~9番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
・ステイゴールド系
・ロベルト系
又は
・トニービン内包馬
です。
上記の傾向で好走馬15頭全て該当します。
今回の該当馬は
アルビージャ
キラーアビリティ
サリエラ
ナイママ
ミクソロジー
ヤマニンサンパ
ラーグル
フロバートソンキー
以上8頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青・緑・橙色部分は強調部分として色分けしています。
① 6歳以下
② 前走海外G1出走馬
③ 前走国内G1出走馬で1番人気 or 4角6番手以下
④ 前走G2で3着以内
⑤ 前走G3で3番人気位以内で3着以内 且つ 上り3位以内 且つ ノーザンファーム生産馬
現時点の予想オッズを見ると4・5番人気に開きがあるので、サリエラ・サヴォーナ・ステラヴェローチェ・レーベンスティールを上位人気馬として扱います。
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件①+②or③or④or⑤に該当する馬は
サリエラ
ステラヴェローチェ
以上2頭です。
格で劣る人気馬を狙うならノーザンファーム生産馬が良くて…
・前走G3以下で当日5番人気内のノーザンファーム生産馬(3・1・0・3)
・前走G3以下で当日5番人気内の非ノーザンファーム生産馬(1・0・0・8)
競馬はデータだけで勝てるものではありませんが、上位人気が予想される前走G3のレーベンスティールは非ノーザンファーム生産馬なので…
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走G3以下で3番人気以内で6着以内 且つ 前走4角3番手以下
② 前走目黒記念で4着以内
現時点の予想オッズを見ると4・5番人気に開きがあるので、サリエラ・サヴォーナ・ステラヴェローチェ・レーベンスティール以外を穴馬として扱います。
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件①or②に該当する馬は
ニシノレヴナント
ミクソロジー
以上2頭です。
ミクソロジーの前走間隔は83週。
過去10年で半年以上休み明けの馬の好走はソコソコいるが35週以内まで。
36週以上の成績は(0・0・0・9)です。
実績的には怖い1頭だが、調教を見てから判断ですかね。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は9,2%です。
・6歳以上(0・0・1・50)複勝率2,0%
・前走間隔5週~35週以外(0・0・0・25)複勝率0%
・前走G2以下で7着以下(0・0・0・34)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差1,1秒以上(0・0・0・31)複勝率0%
・前走G3以下で4番人気以下(0・0・0・39)複勝率0%
・前走から斤量2キロ以上増減(0・0・0・20)複勝率0%
・前走馬体重464~510キロ以外(0・0・0・25)複勝率0%
・前走間隔36週以上(0・0・0・9)複勝率0%
現時点の予想オッズを見ると4・5番人気に開きがあるので、サリエラ・サヴォーナ・ステラヴェローチェ・レーベンスティール以外を穴馬として扱います。
このデスデータを全て突破した馬は
ニシノレヴナント
以上1頭です。
前走OPで6着。
過去に前走OPクラス凡走馬が好走した例はあるが、その馬達は最低でも重賞で掲示板内の実績があった。
この馬はそれすらないからな…
データ的にはアリなのだが、点数を絞るならちょっと手が出せないかな。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
ここを☟クリック
(A) ?????
今回の距離は2200m戦なので前走距離に注目してみた。
6番人気以下から好走した穴馬を2タイプに分けてみると…
・前走非根幹距離レース出走馬(0・1・5・27)複勝率18,2%
・前走根幹距離レース出走馬(0・1・1・52)複勝率3,7%
明らかに非根幹距離からの好走率が高い。
そして過去傾向から言うと二桁人気馬からの好走率は低いので、狙うなら一桁人気台の前走非根幹距離の穴馬。
長期休養明けや実績不足の馬は避けたいので、そうなるとこの馬が浮上してくる。
距離芝2200mは(2・1・1・1)で文句なし。
この中にはスルーセブンシーズを負かした1着、ジェラルディーナの2着も含む。
前走は長期休養明けで明らかに叩き台。
年齢がネックだが過去に長期休養が4回もあり使い減りしていないので、好走率の悪い過去の高齢馬とは違うと思う。
心配なのはむしろ鞍上で今年僅か1勝。
うーん…とにかく頑張ってくれ!
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