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エルムステークス2024予想 過去データ消去法と脚質・枠順・血統傾向

このレースは札幌競馬場で行われるダート1700m戦。

近5年で1番人気が4回も圏外に沈んでいる波乱度の高いレースとなっています。

今年は海外遠征帰りのドゥラエレーデが1番人気想定で実績的には勝って当然ですが、傾向を考えると2・3着だけでなくこの馬が消えた馬券も狙ってみたくなりますね。

 

そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。

 

 

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。

(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。

 


脚質傾向データ 」

以下が2014年以降の札幌開催過去9年の脚質傾向です。

 

 

これを見るととにかく前。

前に行けないと話にならないレースだが、昨年はセキフウが4角9番手から1着。

ロッシュローブが4角5番手から3着と逃げ・先行馬以外が2頭圏内に入った。

2019年も昨年のようなレースだった。

基本は前だが、たまにこういう年もある。

そこで前走脚質を見てみると…

① 前走4角6番手以内

 

この条件で圏内馬27頭中25頭が該当で複勝率28,7%になります。

ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…

② 6歳以下の中央所属馬
③ 前走間隔4週以上
④ 前走距離2000m以下
⑤ 前走G1・平安ステークス出走馬以外は前走6着以内

 

この条件で(9・7・9・24)複勝率51,0%になります。

この条件に該当する馬は

 

サヴァ
テーオードレフォン
ナチュラルハイ
ペイシャエス
ミトノオー

 

以上5頭です。

*除外対象馬は入れてません。

 


枠順傾向データ 」

以下が2014年以降の札幌開催過去9年の枠順傾向です。

 

 

これを見ると勝ち馬9勝中8勝が9番ゲート以内。

ただ外枠からでも好走馬は出ています。

 

今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。

 

 

穴馬で見ると内でも外でも好走馬は出ていて特に有利不利は感じられない。

 

上記のデータを考慮して

 

枠順有利不利無し

 

と判断します。

 


血統傾向データ 」

以下が2018年以降の札幌開催過去5年分の血統傾向です。

桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)

水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

 

 

今回の推奨血統は

父に

・ストームキャット内包種牡馬
・ロベルト系
・アイルハヴアナザー

です。

近二年はストームキャット内包種牡馬が6頭中5頭圏内で大暴れ。

特にノーザンダンサー系は注目ですね。

 

今回の該当馬は

 

サヴァ
タガノクリステル
テーオードレフォン
ナチュラルハイ
ユティタム

 

以上5頭です。

*除外対象馬は入れてません。

 


消去法データ 」

消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法6番人気以下の穴馬消去法に分けています。

またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。

 

まずは上位人気馬消去法です。

黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 前走ダート1600~2000m
② 前走マリーンステークスで2番人気以内 or 2着以内 且つ 4角6番手以内
 その他路線で前走2着以内 且つ 4角3番手以内

 

現時点の予想オッズを見るとドゥラレジリエント・サンテックスが除外対象となっています。

よってドゥラエレーデ・ナチュラルハイ・ミトノオーを上位人気馬として扱います。

予想オッズ3番人気以内馬で上記の条件①+②or③に該当する馬は

 

ナチュラルハイ
ミトノオー

 

以上2頭です。

*除外対象馬は入れてません。

 

次に穴馬消去法です。

黄色部分は6番人気以下馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 前走ダート1700~2000m
② 前走4角5番手以内

 

今回はドゥラエレーデ・ナチュラルハイ・ミトノオー以外を穴馬として扱います。

予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は

 

テーオードレフォン
ベルダーイメル
ペイシャエス

 

以上3頭です。

*除外対象馬は入れてません。

 


デスデータ 」

このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。

対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は12,8%です。

 

・6歳以上(0・0・2・54)複勝率3,7%
・前走間隔3週以内(0・0・0・10)複勝率0%
・前走G1出走馬を除く7着以下(0・0・1・34)複勝率2,9%
・前走G1出走馬を除く9番人気以下(0・0・0・19)複勝率0%
・前走4角6番手以下(0・0・0・38)複勝率0%
・前走距離1700~2000m以外(0・0・0・19)複勝率0%

 

このデスデータを全て突破した馬は

 

テーオードレフォン
ペイシャエス

 

以上2頭です。

*除外対象馬は入れてません。

 


最後に現時点での穴馬候補を発表します。

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(B) ?????

父は近2年大暴れのストームキャット内包種牡馬。

脚質傾向・穴馬消去法・デスデータ突破馬である。

脚質的に同型との兼ね合いが懸念材料だが、控えた時でも実績がある。

またこのレースと好相性のステップレース経由馬でもあり、その前哨戦で3着以内且つ2番人気以内なら(5・1・0・4)である。

 


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