このレースは東京競馬場で行われる芝1800m戦。
2020年にトーラスジェミニが大穴をあけだが、それ以外の年は比較的中穴程度で収まることが多く、的を絞りやすいレースと言えます。
だからと言って当てやすいかはまた話が別ですが、少しでも回収率の高い配当を狙っていきたいと思います。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると逃げ馬の複勝率が半端ない。
しかも5頭中4頭が6番人気以下なのだから逃げ馬と言うだけで無条件で押さえるべきか?
それ以外だと先行・差しがほぼ互角で追い込み馬は劣勢ですね。
そこでまず脚質以前にこれだけは通過しておきたい条件として…
① 6歳以下
② 前走重賞出走馬は前走9番人気以内 又は
前走OPクラス以下出走馬は前走4番人気以内 且つ 9着以内
③ 前走距離2000m以下
この条件で過去10年の圏内馬30頭中28頭が該当する。
ここから脚質の観点で見ていくと…
③ 前走上り1位 or 4位以下
④ 前走4角12番手以内
前走上り最速馬以外はそれほど上りの脚は重要としていなかった。
そして最後の条件として…
⑤ 前走馬体重480キロ以上
この条件①~⑤で(8・5・8・10)複勝率67,7%になります。
この条件に該当する馬は
エアロロノア
ショウナンマグマ
ヤマニンサルバム
以上3頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると安定感があるのは7番ゲート以内。
まあコース形態的に内枠有利なコースなので当然と言えば当然。
ただ外枠がまるっきり走らないかと言えばそんなことはない。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると内枠有利な傾向が顕著ですね。
13番ゲートから2頭好走馬がいますが、8番ゲート以内が安定しています。
上記のデータを考慮して
1~8番ゲート有利
と判断します。
基本的に内枠有利ですから、8枠近辺はマイナス。
データ的には14番ゲート以降は割引ですかね。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ミスプロ系
・ディープインパクト
又は
・父サンデーサイレンス系×母父ミスプロ系
です。
この中でも注目は父サンデーサイレンス系×母父ミスプロ系です。
(1・1・2・5)複勝率44,4%で昨年はガロアクリークが穴をあけました。
今年で言えばエアファンディタ・ガロアクリーク・フィアスプライド・ヤマニンサンパですね。
今回の該当馬は
インダストリア
エアファンディタ
エアロロノア
ガロアクリーク
ココロノトウダイ
トーラスジェミニ
フィアスプライド
ヤマニンサンパ
レインフロムヘヴン
レクセランス
以上10頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2013年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走重賞で2番人気以内 or 上り1位
② 前走OPクラス以下で2着以内 且つ 1番人気 or 上り3位以内 or 4角3番手以内
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ジャスティンカフェ
マテンロウスカイ
レインフロムヘヴン
以上3頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走重賞で上がり6位以内 or 4角4番手以内
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
ガロアクリーク
ショウナンマグマ
フィアスプライド
レクセランス
以上4頭です。
昨年こそ前走OPクラスのガロアクリークが穴をあけましたが、それ以外の年の好走馬は全て前走重賞組です。
ただ個人的にはあまり買いたくない馬ばかり揃ってしまったかな。
このメンツなら今年の穴馬はOPクラス以下から狙った方が良いかも。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は8,4%です。
・8歳以上(0・0・0・13)複勝率0%
・前走間隔4~16週以外(0・0・0・41)複勝率0%
・前走4着以内(0・0・1・32)複勝率3,0%
・前走重賞で10番人気以下(0・0・1・23)複勝率4,3%
・前走OPクラス以下で5番人気以下(0・0・0・45)複勝率0%
・前走馬体重479キロ以下(0・1・0・35)複勝率2,8%
・前走上り3位以内(0・0・0・21)複勝率0%
・前走4角12番手以下(0・0・0・27)複勝率0%
・前走OPクラス以下(0・1・0・56)複勝率1,8%
・前走距離1600~2000m以外(0・0・0・14)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
ショウナンマグマ
ヤマニンサルバム
以上2頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)
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(A) ?????
中京コースに良績が集まっているが、同じく左回りの東京コースも1戦1圏内。
しかもその東京開催で差のない競馬をした相手は目黒記念3着馬のサリエラ、中山記念3着のドーブネ。
また今回のメンバーを見ると先行勢が手薄で展開的にも向きそう。
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