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アーリントンカップ2022予想 過去データ消去法と脚質・枠順・血統傾向

このレースは阪神競馬場で行われる芝1600m戦。

NHKマイルカップの前哨戦として2018年から4月開催となって今年で5年目。

まだ4年分しかデータはありませんが、堅く収まった年が2年、二桁人気馬が絡んだ年が2年と極端な傾向があります。

さて今年はどうなるでしょうか?

 

そして現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。

 

 

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。

(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。

 


脚質傾向データ 」

以下がNHKマイルカップの前哨戦となってから開催時期が変わった過去4年の脚質傾向です。

 

 

これを見ると脚質的にはどこからでも入れそうだが注目したいのは追い込み馬。

大抵のレースは追い込み馬が一番分が悪い。

競馬の基本は前ですからそれは当然のこと。

そこで注目したいのは上り3位以内馬で、全体の半数以上の7頭を占めている。

そしてその7頭を調べてみるとその内5頭が過去に…

 

① OPクラス以上で上り最速で1着の経験あり
② 3戦連続上り最速の経験あり

 

この条件①or②に該当する馬は

 

ダノンスコーピオン

 

以上1頭です。

唯一この馬だけが該当。

前走は凡走しましたが、朝日杯3着馬で断然人気でも無視出来ない存在ですね。

 

次に上り3位以内以外で圏内に入った5頭について調べてみました。

この5頭全てに共通する点は

 

① 前走距離1400~1600m
② 前走重賞で4着以内 又は 1勝クラスで1着
③ 前走4角2~6番手以内

 

この条件に該当する馬は

 

カワキタレブリー
トゥードジボン

 

以上2頭です。

2頭とも想定5番人気以下の穴馬です。

脚質から穴馬を狙うならこの2頭は注目です。

 


枠順傾向データ 」

以下が過去4年の枠順傾向です。

 

 

一昨年までは偶然かと思ってましたが、昨年も見ると中枠付近に好走馬が集中していて、やはり中枠付近の6~12番ゲートは重視した方が良いか?

勝馬で見ても6~9番に全て収まっています。

 

今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。

 

 

穴馬で見ると当然のように同じような結果で中枠付近に好走馬が集中しています。

 

上記のデータを考慮して

 

6~12番ゲート有利

 

と判断します。

問題は内枠と外枠ですが、データ的には内が不利なのか?外が不利なのか?ということは断定できないですね。

 


血統傾向データ 」

過去4年の傾向は以下の通りです。

桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)

水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

 

 

今回の推奨血統は

父に

・キングカメハメハ
・ロードカナロア
・ステイゴールド系

又は

母父or母母父に

・ナスルーラ系

です。

過去4年で複数回馬券に絡んでいる種牡馬はキングカメハメハ・ロードカナロア・ステイゴールド系。

またそれ以上に顕著なのが母方にナスルーラの血を持つ馬。

昨年はホウオウアマゾンが好走しています。

 

今回の該当馬は

 

キングエルメス
ダノンスコーピオン
トゥードジボン
ニシノスーベニア
メイケイバートン

 

以上5頭です。

上位人気のキングエルメス・ダノンスコーピオンは共にロードカナロア産駒です。

近3年でロードカナロア産駒は2圏内で、しかも共に人気薄での好走。

このレースとは相性が良いのかもしれません。

 


消去法データ 」

消去法は2018年以降の過去4年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法5番人気以下の穴馬消去法に分けています。

またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。

現時点のオッズでは3強オッズになっていますが、デュガが3番人気になるとは思えない。

個人的な見解ではジュンブロッサムが3番人気で、4番人気以下は混戦ではないかと思っています。

よって今回はダノンスコーピオン・キングエルメス・ジュンブロッサムを上位人気馬として扱い、それ以外の馬を穴馬とします。

 

まずは上位人気馬消去法です。

黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 前走重賞で3番人気以内or3着以内
② 前走1勝クラス以下で2番人気以内で1着 且つ 上り2位以内

 

想定4番人気以内馬で上記の条件①or②に該当する馬は

 

キングエルメス

 

以上1頭です。

本来なら好走傾向は前走1勝クラスかG1出走馬だか、今回は前走G1出走馬がいないので前走重賞組として条件を緩めた。

それでも残った馬はキングエルメスだけでした。

 

次に穴馬消去法です。

黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 前走距離1400以上
② 重賞で4着以内or5番人気以内
③ 前走1勝クラス以下で1着
④ 前走上り2位以内or4角3番手以内 

 

想定5番人気以下馬で上記の条件①or②+③に該当する馬は

 

カワキタレブリー
トゥードジボン
ドンフランキー
ムーンリットナイト

 

以上4頭です。

穴馬は過去4年で計6頭いますが、その内3頭が二桁人気馬。

この中で想定二桁人気馬となると、ドンフランキー・ムーンリットナイトの2頭。

ドンフランキーは勝鞍が全てダート戦。

買うか買わないかは別として、個人に二桁人気馬から狙うならムーンリットナイトですかね。

 


デスデータ 」

このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。

対象は2018年以降で過去4年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は13,3%です。

先ほども言いましたが、穴馬はダノンスコーピオン・キングエルメス・ジュンブロッサム以外を対象としています。

 

・関東馬(0・0・0・7)複勝率0%
・キャリア7戦以上(0・0・0・16)複勝率0%
・前走10番人気以下(0・0・0・8)複勝率0%

 

サンプル数が少ないので、デスデータ項目は今回3つだけとなってしまいました。

当然突破馬は多いので、今回はこの条件を突破できなかった非突破馬を載せておきます。

突破馬

 

カワキタレブリー
タイセイディバイン
ニシノスーベニア
ヒルノショパン
ムーンリットナイト

 

以上5頭です。

この中でカワキタレブリーは狙いやすい穴馬と思っていましたが、キャリア7戦以上の項目で脱落してしまいました。

 


最後に現時点での穴馬候補2頭を発表します。

それはこの馬(A)(B)☟


中央競馬ランキング

(A) ?????

ここまで書いたきた脚質傾向・血統傾向・穴馬消去法・デスデータ突破馬の項目で満点だったのはこの馬だけ。

鞍上も前走に引き続き一流ジョッキーを確保。

阪神1600は3戦2勝で唯一の敗退がG1なら仕方ない。

コース適性・鞍上・データを考慮するとこの馬は必ず買い目には入れておきたい。

 

(B) カワキタレブリー

前走は5番人気ながらも見事勝利。

デイリー杯ではセリフォスの3着、クローバー賞ではラブリイユアアイズ3着。

2戦とも離されているとは言え、実績を考えれば1勝クラスくらい勝ち上がっても不思議ではない。

今回の想定オッズでも低評価だが、本当にこんなに人気ないの?

毎回人気にならない馬のようだが、このくらいの人気で買えるのなら是非押さえておきたい。

 


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