今回はアルテミスステークス2020の上位人気馬過去データ消去法と脚質・血統傾向の記事です。
このレースは東京競馬場で行われる芝1600m戦。
札幌2歳Sの1.2着馬ソダシやユーバーレーベン、素質馬クワナといったメンバーが揃い、頭数も揃いそうなので面白そうな1戦です。
現在のnetkeibaさん想定オッズは以下の通りです。
まずは脚質傾向から見ていきます。
以下がG3に格上げされてからの過去6年の脚質傾向です。
これを見ると複勝率は逃げ先行組が完全に有利ではあるが、勝ち馬に関しては後方勢も侮れない。
キャリアの浅い馬なので、今回どんな戦法を取ってくるかは分からないが目安として
過去6年で好走した18頭中、前走4角5番手以内は15頭、前走上り3位以内は15頭、この二つの条件を満たした馬は同じく15頭でした。
今回この条件を満たさない馬はクールキャット・スライリー・タウゼントシェーン・テンハッピーローズ・ニシノリース・ハイプリーステス・ペイシャフェスタでした。
全て穴っぽい馬達ですが、データ的には割引です。
次に血統傾向です。
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
又は
父or母父に
・ノーザンダンサー系
です。
ノーザンダンサー系は父でも母父でも複勝率が平均的に高いです。
今回の該当馬は
ソダシ
タウゼントシェーン
ハイプリーステス
ミルウ
モリノカンナチャン
以上5頭です。
次に上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
過去6年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走距離1600m以上
② 前走1着、重賞なら3着以内
③ 前走上り1位、重賞なら3位以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去6年で6回。
そしてその6回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は6回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ソダシ
ユーバーレーベン
以上2頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)☟
今回唯一のディープインパクト産駒で兄弟にも重賞馬ロサギガンティアがいる。
前走は内枠で出遅れ、さらに外に回してそこでもやや詰まり気味。
素質を考えれば十分挽回できると思います。
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