このレースは東京競馬場で行われる芝2500m戦。
想定1番人気はゼッフィーロですが現時点では除外対象。
重複登録馬もいなく、このままでは除外濃厚。
ただこの馬がいないとなると馬券的には面白い。
比較的堅めのレースですが、今年は中波乱以上のレースが期待できそうです。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると極端ですね。
殆どが先行or差し馬です。
極端な脚質の馬は避けた方が良さそうです。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走4角3～9番手の先行・差し馬
② 前走上り11位以内
やはり極端に前に行く馬、後ろからの馬はイマイチですね。
更に好走率の高い条件を積み重ねていくと…
③ 5歳以下
④ 前走馬体重506キロ以下
⑤ 前走G3以下出走馬は3番人気以内
ここまでの条件①～⑤で(7・7・6・19)複勝率51,3％になります。
この条件に該当する馬は
チャックネイト
レッドバリエンテ
以上2頭です。
上がり馬しか残りませんでした。
*除外対象馬は入っていません。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
9番ゲート以内と10番ゲート以降で分けてみると好走数はほぼ同じ。
大きな有利不利は感じられない。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると全体傾向とは違って偏りがあります。
好走馬の殆どは12番ゲート以内。
外枠から好走した馬は殆ど人気馬ということになる。
上記のデータを考慮して
13番ゲート以降不利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ステイゴールド系
・トニービン内包種牡馬
・ノヴェリスト
又は
父or母父に
・ロベルト系
です。
毎年必ずロベルト持ちかトニービン持ちが好走しています。
今回の該当馬は
アフリカンゴールド
アリストテレス
チャックネイト
ハーツイストワール
ヒュミドール
プリュムドール
マイネルウィルトス
以上7頭です。
赤字の馬はロベルト又はトニービン持ち。
少なくとも1頭は好走馬が出るのではないでしょうか。
*除外対象馬は入っていません。
「 消去法データ 」
消去法は2013年以降の過去10年分のもので1～4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 6歳以下
② 斤量56キロ以上、3歳馬は55キロ以上(新斤量制度に換算)
③ 前走距離2000m以上
④ 前走G1出走馬で6番人気以内
⑤ 前走G2・G3出走馬で4着以内 or 4番人気以内
⑥ 前走3勝クラス出走馬で2番人気以内で1着 且つ 上り3位以内
ゼッフィーロは現時点で除外濃厚。
そうなると個人的な見解では7番人気想定ではありますがモレイラ騎手想定のチャックネイトが4番人気以内になると判断。
よってチャックネイトを4番人気以内馬として扱います。
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件①②③＋④or⑤or⑥に該当する馬は
ディアスティマ
ヒートオンビート
以上2頭です。
*除外対象馬は入っていません。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 6歳以下
② 斤量52キロ以上(新斤量制度に換算)
③ 前走距離2000m以上
④ 前走3勝クラス～OPクラス出走馬
⑤ 前走3着以内or3番人気以内
⑥ 前走4角3～7番手
今回はゼッフィーロを除き且つチャックネイトを4番人気以内馬として扱います。
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
テーオーソラネル
レッドバリエンテ
以上2頭です。
*除外対象馬は入っていません。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は6,6%です。
・7歳以上(0・0・0・31)複勝率0%
・斤量57.5キロ以上(0・0・0・20)複勝率0%(新斤量制度に換算)
・前走間隔14週以上(0・0・0・18)複勝率0%
・前走着順9着以下(0・0・0・43)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差1,4秒以上(0・0・0・28)複勝率0%
・前走9番人気以下(0・0・0・54)複勝率0%
・前走から斤量同・増(0・1・0・54)複勝率1,8%
・前走馬体重500キロ以上(0・0・0・31)複勝率0%
・前走4角2番手以内(0・0・0・22)複勝率0%
・前走G3以上(0・0・1・61)複勝率1,6%
このデスデータを全て突破した馬は
テーオーソラネル
レッドバリエンテ
以上2頭です。
*除外対象馬は入っていません。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(D)
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(D) ？？？？？
父は日本競馬を牽引した偉大なる名種牡馬だが、このレースに限っては(0・1・0・23)と散々な成績。
ただ現時点で血統以外のデータを見ると1頭目はこの馬しかいないんですよね。
脚質・穴馬消去法推奨馬でデスデータ突破馬。
多くの面で過去の好走馬と一致する。
荒れそうな気配もありますよね・・・！