このレースは東京競馬場で行われる芝2400m戦。
比較的堅いレースですが、今年は前走重賞出走馬が僅か1頭。
こういう時は下位人気馬が1着になったり、1番人気が消えたりすることもあります。
そういう意味では今年は馬券的には面白いレースになりそう。
予想オッズではスキルヴィングの1強。
2戦連続完勝ですが全てのレースが出遅れ気味。
この馬の走り次第で高配当もあるかもしれません。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると差し馬が6勝で好走馬の6割を占めています。
追い込み馬でさえ4頭も好走馬がいることから決め手勝負のレースと言えそうです。
ただ前走脚質を見ると先行~追い込みまで満遍なく好走している。
そこで色々好走条件を探してみた。
まずクラス別に分けて調べてみると…
① 前走1勝クラス以下の芝2200m or 2400m
② 前走4番人気以内で1着
③ 前走上り2位以内
④ 前走初角8番手以内
この条件で(6・4・3・8)複勝率61,9%になる。
この条件に該当する馬は
サヴォーナ
シャドウソニック
ヨリマル
以上3頭です。
次に前走OPクラス以上で見てみると…
① 前走G3クラス以上
② 前走初角2~7番手 且つ 4角2~6番手
③ 前走3着以内
この条件で(2・1・1・2)複勝率66,7%になる。
この条件に該当する馬は
該当馬無し
以上0頭です。
前走重賞出走馬がグランヴィノスしかいないので仕方ないですね。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると勝ち馬は12番ゲート以降からはいない。
複勝率では10番ゲート以内が安定しています。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると13番ゲート以降からは僅か1頭だけ。
外枠不利と考えて良いでしょう。
上記のデータを考慮して
13番ゲート以降不利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
ただクラシック路線の中心となるディープインパクト産駒はもういないので、見やすくするためにディープインパクト産駒を除いた傾向は以下の通り。
今回の推奨血統は
父に
・ステイゴールド系
又は
・トニービン内包馬
です。
特に注目なのはやはりトニービン内包馬。
ディープインパクト産駒を除いた好走馬11頭中7頭がトニービン持ちです。
今回の該当馬は
アームブランシュ
アサカラキング
クレオメデス
サトノトルネード
スキルヴィング
ハーツコンチェルト
ヒシタイカン
マイネルエンペラー
メイテソーロ
以上9頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2013年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走重賞で4着以内 又は 2番人気以内
② 前走距離2200m以上の1勝クラス特別で3番人気以内で1着 且つ 上り2位以内
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件①or②に該当する馬は
サヴォーナ
グランヴィノス
スキルヴィング
以上3頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走1勝クラス特別
② 前走距離2200m以上
③ 前走3着以内
④ 前走上り3位以内 or 4角2番手以内
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
アームブランシュ
ヨリマル
以上2頭です。
昨年は前走距離2000mからの馬が好走しましたが、5番人気以下の穴馬で前走2000m以下から好走した馬は過去10年で64頭中2頭だけです。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は9,0%です。
・キャリア3~7戦以外(0・0・0・24)複勝率0%
・前走間隔4~12週以外(0・0・0・17)複勝率0%
・前走G3以下出走馬で4着以下(0・0・0・35)複勝率0%
・前走G3以下出走馬の敗戦馬の着差0,4秒以上(0・0・0・37)複勝率0%
・前走1勝クラス以外出走馬(1・0・0・51)複勝率1,9%
・前走G3以下出走馬で距離2000m以下(0・0・1・50)複勝率2,0%
このデスデータを全て突破した馬は
アームブランシュ
ヨリマル
以上2頭です。
ちなみに昨年は今まで例が無かったG3クラス以下で1勝クラスで前走距離2000mの馬が好走しました。
とにかく1勝クラスの馬だけはよく好走する。
前走距離2000mということにだけ目を瞑れば準パーフェクトだった馬はメイテソーロ。
一応2走前に距離2200mを経験してます。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(B)
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(B) ?????
穴馬消去法推奨馬でデスデータ突破馬。
そして今回初コースの東京だが、右回り(0・0・0・2)左回り(2・1・0・0)で左回り巧者の可能性が高い。
週末の天気が微妙だが、重馬場経験もありその点も心配ない。
あとはやっぱり内枠が欲しいですね。
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