このレースは東京競馬場で行われる芝1800m戦。
近年はまったく荒れることがなく、穴党泣かせのレースです。
登録馬も13頭と少なく、メンバーも揃った。
今年も例年のように堅い決着になりそうな予感がします。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると逃げ馬の複勝率がかなり高いですが、追い込みでも3勝挙げています。
脚質で有利不利を考える必要はないかもしれません。
一応前走脚質を調べてみると、同じように脚質で優劣がつけにくい。
そこで脚質以前に必要な大前提の条件として…
① 前走重賞出走馬
好走馬30頭中29頭が前走重賞出走馬です。
ここから脚質傾向を探っていくと、まず前走上り6位以下の馬に注目すると…
② 前走上り6位以下だった馬は前走4角5番手以内(G3出走馬はエプソムカップに限る)
③ 前走2着以内 or 3番人気以内
この条件で①~③で(4・4・2・2)複勝率83,3%になります。
この条件に該当する馬は
該当馬なし
以上0頭です。
今年は前走上り5位以内が有力か?
次に前走上り5位以内で好走した馬の条件として…
④ 前走上り5位以内で前走初角5番手以下 且つ 4角5~15番手
⑤ 5歳以下
⑥ 前走距離2400m以下
⑦ 3歳馬は前走クラシックG1 or 古馬G1出走馬
*前走海外遠征馬は対象外です。
この条件①+④~⑦で(4・5・5・6)複勝率70,0%になります。
この条件に該当する馬は
シュネルマイスター
ジャスティンカフェ
ソングライン
バラジ
以上4頭です。
普通に3強が残りましたね。
人気薄で残ったのはバラジだけ。
やっぱり今年も堅いかな…
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると14番ゲート以降からは好走馬がいませんがサンプル数が少なく何とも言えません。
ただ今年は登録馬13頭なので枠で有利不利は無さそう。
強いて言えば10番ゲート以内までが安定していますね。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ても満遍なく好走していて、内外で有利不利は無さそう。
上記のデータを考慮して
枠順有利不利無し
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
又は
父方に
・トニービン内包種牡馬
又は
母父に
・ノーザンダンサー系
です。
特に近2年は6頭中5頭が母父ノーザンダンサー系です。
単純に好走数が多いだけでなく、複勝率も30%台後半と高い数字になっています。
今回の該当馬は
キングストンボーイ
シュネルマイスター
ノースザワールド
フェーングロッテン
以上4頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2013年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走G1で4着以内 or エプソムカップで1着or 1番人気
今回は3強だと思うので3番人気以内を上位人気馬として扱います。
予想オッズ3番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
シュネルマイスター
ジャスティンカフェ
ソングライン
以上3頭です。
何にも消せなかった…済みません(-_-;)
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走距離1600~2200m
② 前走牝馬限定戦以外の重賞クラス以上出走馬
③ 前走G1出走馬は上り3位以内
④ 前走G2・G3出走馬は7着以内 且つ 上り5位以内 or 4角3番手以内
今回は3強だと思うので4番人気以下を下位人気馬として扱います。
予想オッズ4番人気以下馬で上記の条件①②+③or④に該当する馬は
エルトンバローズ
バラジ
以上2頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は12,5%です。
・関東馬(0・0・2・33)複勝率5,7%
・7歳以上(0・0・1・17)複勝率5,6%
・斤量56キロ以下(0・0・0・6)複勝率0%(新斤量制度に換算)
・前走間隔4週以内(0・0・0・4)複勝率0%
・前走9着以下(0・0・0・26)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差1,1秒以上(0・0・0・21)複勝率0%
・前走9番人気以下(0・1・0・23)複勝率4,1%
・前走から斤量減(1・0・1・40)複勝率4,8%
・前走馬体重475キロ以下(0・0・1・22)複勝率4,3%
・前走脚質逃げ(0・0・0・6)複勝率0%
・前走距離1600~2200m以外(0・0・0・5)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
アドマイヤハダル
バビット
以上2頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)
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(A) ?????
前走は断然人気の1番人気馬に先着し、その1番人気だった馬は次走G1馬を撃破。
ただその前走は1番人気馬が完全に脚を余したおかげという見方もできる。
それでも今の勢いはどの馬にも劣らなく底が見えてない。
3強に食い込める余地があるとするなら、こういう馬ではないだろうか。
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