今回は毎日杯2021の人気馬・穴馬別過去データ消去法と枠順・脚質・血統傾向の記事です。
よろしければ高松宮記念2021と日経賞2021の記事も書いているのでご覧ください。
このレースは阪神競馬場で行われる芝1800m戦。
毎年少頭数で、しかも数ある重賞の中でもかなり堅く収まる傾向が強いレース。
今年のメンバーを見渡すと‥例年のごとく穴はないかも。
宝くじ感覚で狙っていくか、堅実に狙っていくか最後まで迷ってみようと思います。
現在のnetkeibaさん想定オッズは以下の通りです。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/03/キャプチャ-122.jpg)
まずは脚質傾向から見ていきます。
以下が過去10年の脚質傾向です。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/03/キャプチャ-116.jpg)
これを見ると少頭数が多いレースなので追い込み馬でも十分足りる。
そして圏内馬の半数以上が上り1・2位です。
そこで上り1・2位で圏内馬に入った16頭に多く共通する点を調べてみると、その内13頭が
前走500万クラス以上で上り3位以内(OPクラス以上は上り2位以内)
今回これに該当するのはグレートマジシャン・シャフリヤール・マリアエレーナの3頭。
データ的に見てもオッズ的に見てもグレートマジシャンとシャフリヤールは外せない2頭かもしれません。
次は枠順傾向です。
以下が過去10年の枠順傾向です。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/03/キャプチャ-117.jpg)
これを見ると勝馬と勝率を見ても6番ゲート内がかなり有利。
ただ少頭数が多いレースなので12頭立てくらいまでならそれ程深く考える必要もないかな。
回避馬も出そうななので、そうなると尚更枠順は意味がないかも。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/03/キャプチャ-118.jpg)
穴馬で見ると10番ゲート以降からは好走馬無し。
ただ現時点で登録馬12頭中3頭が騎手未定。
このままだと9頭立てになる可能性も‥
上記のデータを考慮して
枠順有利不利無し
と判断します。
次に血統傾向です。
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/03/キャプチャ-119.jpg)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
です。
もう説明不要です。
とにかくディープ産駒は思考を捨ててとにかく買っておけという感じですね。
今回の該当馬は
グレートマジシャン
シャフリヤール
プログノーシス
以上3頭です。
気になるのはプログノーシス。
1戦1勝のディープインパクト産駒が8番人気想定‥いくら川田騎手が降りてるとは言えあり得ないと思います。
多分4番人気位だと思います。
次に消去法です。
まずは上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/03/キャプチャ-120.jpg)
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走500万クラス以上
② 前走距離1600m以上
③ 前走3着以内or3番人気以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去10年で10回。
そしてその10回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は10回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
グレートマジシャン
シャフリヤール
以上2頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
次に穴馬消去法です。
穴馬とは5番人気以下を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は5番人気以下で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/03/キャプチャ-121.jpg)
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走500万クラス以上
② 前走距離1600m以上
③ 前走4着以内(但し前走500万クラスの馬は1番人気)
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
5番人気以下の馬が圏内に来た年は過去10年で5回。
そしてその5回中、上記の条件で5番人気以下の馬が来た年は5回です。
今回の想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
イースタンワールド
マリアエレーナ
以上2頭です。
ちなみにイースタンワールドは騎手未定で出走するのかわかりません。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
最後に現時点での穴馬候補1頭を発表します。
それはこの馬(A)☟
まず最初に言っておきたいのですが、8番人気想定プログノーシスは本来ならこの馬を穴馬候補筆頭にするところ。
ですが多分人気になるでしょう。
ということで今回はこの馬以外で候補馬1頭を選びました。
仮にこの馬が5番人気以下ならこの馬も候補です。
(A)
正直買うかどうかわからないが、一発あるならこの馬か。
3戦連続上り最速。
シンザン記念では位置取りが違うので当然と言えば当然だが、先週ファルコンステークスを勝ったルークズネストを上回る上りを叩き出した。
今回は少頭数ということもあり、その武器をフルに発揮できる可能性があるかもしれない。
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