このレースは東京競馬場で行われる芝1600m戦。
今年はマスクトディーヴァとジャスティンカフェの実力馬が2頭参戦で3着争いムード。
どちらかでも消えてくれると面白いのですが、他のメンバーを見てもそこまでは厳しいかなという気もします。
堅いレースになりそうではありますが、2強の2頭軸という買い方はしないで、まさかを期待しています。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると逃げ~追い込みまで満遍なく好走馬が出ています。
ただ勝ち馬に特徴があって上り4位以下で8勝挙げています。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走上り1位・上り6位以下
ちょっと変わった傾向ですが、前走上り1位だった馬が9圏内で4勝、上り6位以下だった馬が12圏内で4勝です。
② 前走上り1位だった馬は…
・前走間隔7~16週
・4歳馬
③ 前走上り6位以下だった馬は…
・6歳以下
・前走敗戦馬の着差0,9秒以内のマイルチャンピオンシップ・エリザベス女王杯出走馬
・前走阪神カップ出走馬
・前走5着以内のG3出走馬
・関西馬
この条件①~③で(6・2・4・3)複勝率80,0%になります。
この条件に該当する馬は
トゥードジボン
フリームファクシ
マスクトディーヴァ
以上3頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると勝ち馬は11番ゲートまで。
ただ12番ゲート以降の複勝率もソコソコある。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると内からも外からも好走馬は出ている。
ただ一昨年まではフルゲートの大外枠は不振だったが、昨年15・16番ゲートから好走馬が2頭もでてしまった。
外枠が有利とも思えないが今回は
枠順有利不利無し
と判断します。
過去10年でフルゲートは6回ありましたが、8枠の複勝率はデータ的には6枠の次に高い27,3%になります。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ハーツクライ
・スクリーンヒーロー
又は
母父に
・ディープインパクト
又は
・ヴァイスリージェント内包馬
又は
・父ディープインパクト×母父ダンチヒ系
です。
毎年ディープインパクトかハーツクライの血を持つ馬の活躍が目立ちます。
今年はドルチェモアとマスクトディーヴァが対象ですね。
今回の該当馬は
ウインカーネリアン
コナコースト
ドルチェモア
ホウオウビスケッツ
マスクトディーヴァ
ルージュリナージュ
以上6頭です。
*除外対象馬は入れてません。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 6歳以下
② 前走マイルチャンピオンシップ or エリザベス女王杯出走馬
③ 前走京都金杯で2着以内 or 2番人気以内
④ その他路線で前走上り3位以内で1着
現時点の予想オッズでは2強を除いて7番人気までが混戦なので、予想オッズ7番人気までを上位人気馬として扱います。
予想オッズ7番人気以内馬で上記の条件①+②or③or④に該当する馬は
ジャスティンカフェ
トゥードジボン
以上2頭です。
*除外対象馬は入れてません。
前走秋華賞組も来てはいるがマスクトディーヴァが消えた。
前走G1組で好走しているのは殆どがマイルチャンピオンシップ・エリザベス女王杯組。
初の1600で鞍上が岩田望来ということを考えると対抗くらいにしておいて、消えたら高配当という馬券の組み方をした方が面白いかもしれない。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 7歳以下
② 前走一桁着順
③ 前走重賞で6番人気以内
④ 前走OPクラス以下で2番人気以内
今回は予想オッズ8番人気以下馬を対象としています。
予想オッズ7番人気以下馬で上記の条件①②+③or④に該当する馬は
アヴェラーレ
フリームファクシ
以上2頭です。
*除外対象馬は入れてません。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は8,2%です。
・7歳以上(0・1・0・31)複勝率3,1%
・前走間隔15週以上(0・0・0・13)複勝率0%
・前走10着以下(0・0・0・41)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差1,1秒以上(0・0・0・26)複勝率0%
・前走7番人気以下(0・0・1・53)複勝率1,8%
・前走馬体重491キロ以上(0・1・0・37)複勝率2,6%
今回は予想オッズ8番人気以下馬を対象としています。
このデスデータを全て突破した馬は
アスクコンナモンダ
アヴェラーレ
以上2頭です。
*除外対象馬は入れてません。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(A) ?????
重賞挑戦するようになってから今回で5戦目だが、常に崩れない安定感がある。
前走も僅かに圏内に届かなかったが、斤量と枠順を考慮すると十分評価できる内容。
今回は得意の左回りで更に期待が持てそう。
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