今回は札幌2歳ステークス2021の過去データ消去法と枠順・脚質・血統傾向の記事です。
現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
このレースは札幌競馬場で行われる芝1800m戦。
昨年の勝ち馬ソダシはその後桜花賞馬となり、2着のユーバーレーベンはオークス馬になったレースです。
今年も素質馬であるリューベックやジオグリフが参戦。
この2頭に割って入る穴馬ははたしているのでしょうか?
まずは脚質傾向から見ていきます。
以下が2013年の函館開催を除く過去9年の脚質傾向です。
これを見ると際立っているのが上り最速の複勝率が88,9%ということ。
また先行馬の勝率・複勝率もかなり優秀です。
まず上り1位で圏内に入った8頭全てに共通する点は
・前走函館・札幌・東京開催
・新馬戦で4番人気以内で1着 且つ 上り2位以内
・前走OPクラスで1着 且つ 上り2位以内
今回これに該当するのはジオグリフ・スカイフォール・トーセンヴァンノ・リューベックの4頭。
次いで先行馬に注目すると圏内に入った11頭全てに共通する点は
・前走3番人気以内で1着 且つ 上り3位以内 且つ 4角4番手以内(但し前走未勝利戦勝ち馬はキャリア2戦以内)
今回これに該当するのはオンリーオピニオン・ジオグリフ・リューベックの3頭。
両項目で挙がったジオグリフ・リューベックの2頭は想定オッズ通り信頼できる人気馬と言えるかもしれません。
次は枠順傾向です。
以下が2013年の函館開催を除く過去9年の枠順傾向です。
これを見ると勝ち馬は内外満遍なく来ています。
複勝率で見てもやや外枠優勢のも見えますが、内枠も決して悪くない。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると勝ち馬全てが6番ゲート以内から出ています。
複勝率で見るとやや内枠優勢か?
ただ外枠も悲観する程の成績の悪さでもない。
上記のデータを考慮して
枠順有利不利無し
と判断します。
次に血統傾向です。
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ステイゴールド系
・ノーザンダンサー系
又は
父or母父or母母父に
・ロベルト系
です。
近年特に目立つのがゴールドシップ産駒、またオルフェーヴル産駒も来ていることからステイゴールド系が注目です。
ただ残念ながら今年は該当馬がいませんでした。
今回の該当馬は
ジオグリフ
ユキノオウジサマ
リューベック
以上3頭です。
3頭全てが父ノーザンダンサー系となります。
次に消去法です。
消去法は上位人気馬消去法と穴馬消去法に分けています。
まずは上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走コスモス賞で1着 且つ 上り2位以内
② 前走距離1800mで1番人気で1着 且つ 上り1位 且つ 4角4番手以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去10年で8回。
そしてその8回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は7回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
リューベック
以上1頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
次に穴馬消去法です。
穴馬とは5番人気以下を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は5番人気以下で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走クローバー賞・コスモス賞で上り2位以内
② 前走距離1800mで4番人気以内で1着 且つ 上り2位以内 且つ 4角4番手以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
5番人気以下の馬が圏内に来た年は過去10年で10回。
そしてその10回中、上記の条件で5番人気以下の馬が来た年は10回です。
今回の想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
エーティーマクフィ
オンリーオピニオン
スカイフォール
トーセンヴァンノ
以上4頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
その他の重賞予想や過去の結果をご覧になりたい方はこちらからどうぞ
狙うは一撃回収!穴馬競馬予想ブログトップページ
最後に現時点での穴馬候補2頭を発表します。
それはこの馬(A)(B)☟
(A) ?????
脚質傾向・穴馬消去法で挙がった馬。
前走は逃げて嵌った感はあるが圧勝。
またこの馬はこのレースで活躍馬が多い馬主のラフィアン軍団の馬。
過去10年で8頭中4頭が圏内で全て4番人気以下という穴馬を多く出す傾向がある。
(B) スカイフォール
この馬も(A)馬と同じく脚質傾向・穴馬消去法で挙がった馬。
前走はスローペースの中、素質馬レッドランメルト相手に同じような位置から追い出して僅差だが勝利した。
上手く内を突いたとも言えるが競馬センスはありそう。
コメントを残す