このレースは新潟競馬場で行われる芝2000m戦。
ハンデ戦らしく二桁人気馬の好走が多々あり、非常に難解なレースです。
ただ登録馬にはレッドラディエンス・ライトバック・キングズパレスなど結構な有力馬が揃った印象。
今年はそこまでバカ荒れはしないのではないでしょうか。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると追い込み馬の複勝率が異常に高いです。
後方勢で8勝ということを考えても決め手勝負のレースと言って良いでしょう。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走脚質逃げ・先行
前走脚質で見ると複勝率が高いのは意外にも逃げ・先行だった馬。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
② 6歳以下
③ 前走7番人気以内
④ 前走馬体重462～494キロ
⑤ 前走重賞出走馬
⑥ 前走から斤量2キロ増以上馬は除く
この条件で(2・4・2・2)複勝率80,0％になります。
この条件に該当する馬は
エーデルブルーメ
以上1頭です。
次いで後方勢で見ると複勝率は逃げ・先行程ではないが、勝ち数では7勝挙げている。
そこで前走脚質から調べてみるとその7勝を挙げているのは…
① 前走脚質差し
頭で狙うなら前走差し馬か？
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
② 前走馬体重増馬
③ 前走馬体重480キロ以上
④ 前走小倉記念出走馬を除く前走間隔12週以上
⑤ 7歳以下
この条件で(5・1・4・3)複勝率76,9％になります。
この条件に該当する馬は
ゴールドプリンセス
ラーグルフ
以上2頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
今年の登録馬は14頭なので、14番ゲート以内を見ると内枠の成績が良いですね。
今度は7番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると不振と思われた中枠付近にも好走馬います。
逆に1～3番ゲートからは好走馬がいない。
上記のデータを考慮して
枠順有利不利無し
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父or母父に
・キングカメハメハ
又は
母父or母母父に
・ヴァイスリージェント系
です。
このレースはキンカメ持ちの成績が異常な程良い。
とりあえずキンカメ持ちは黙って買いですかね。
あとキンカメ持ちと重なる部分もありますが、ヴァイスリージェント持ちもよく好走しています。
今回の該当馬は
キングズパレス
シンリョクカ
ジューンアヲニヨシ
以上3頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1～6番人気の上位人気馬消去法と7番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は6番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 斤量53キロ以上(新斤量制度に換算)
② 前走G1出走馬で5着以内
③ 前走重賞出走馬で3着以内 且つ 前走上り5位以内
予想オッズ6番人気以内馬で上記の条件①+②or③に該当する馬は
キングズパレス
レッドラディエンス
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は7番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走G2クラス以上で斤量58キロ以上(新斤量制度に換算)
② 前走G3クラス以下で斤量54キロ以上(新斤量制度に換算) 且つ 前走上り4位以内 or 4角5番手以内
予想オッズ7番人気以下馬で上記の条件①or②に該当する馬は
ラーグルフ
以上1頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の7番人気以下限定のもので、このレースの7番人気以下馬の複勝率は10,1%です。
・斤量53キロ以下(0・0・0・9)複勝率0%(新斤量制度に換算)
・前走間隔3週以内(0・0・0・11)複勝率0%
・前走G1出走馬を除く敗戦馬の着差2,0秒以上(0・0・0・9)複勝率0%
・前走馬体重451キロ以下(0・0・0・15)複勝率0%
・前走3勝クラス(0・0・0・14)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
ジューンアヲニヨシ
バラジ
ラーグルフ
以上3頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(A) ？？？？？
メンバーを見る限りキングズパレス・ライトバック・レッドラディエンスの3強でしょう。
ただこの馬ならもしかすると頭まで狙えるかもしれない。
新潟コース(2・1・1・0)、厩舎成績も過去10年で(4・2・0・6)である。
前走はレコード決着の3着。
3走前は小倉記念覇者とタイム差無しの2着でキングズパレスには先着。
毎回あまりスタートの良い馬ではないが、決め手鋭くハンデも手頃で脈は十分あると思います。
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