今回は小倉2歳ステークス2021の過去データ消去法と枠順・脚質・血統傾向の記事です。
現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/09/キャプチャ.png)
登録馬アドヴァイスとシュンメキラリの名前が何故かありません。
スマホで見ると出てくるのですが…
このレースは小倉競馬場で行われる芝1200m戦。
キャリアの浅い2歳馬同士の戦いですが、過去10年中9回は3番人気以内の馬が1着になっているレースで、上位人気馬は比較的信頼できるレースです。
今年の上位人気勢を見ても、新馬戦楽勝のショウナンマッハ、兄にモントライゼがいるソリッドグロウ、半姉にシンハライトがいるスリーパーダと素質馬も揃った感じ。
穴は来ても3着までか?
狙って2着付けで勝負か迷うところです。
まずは脚質傾向から見ていきます。
以下が過去10年の脚質傾向です。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/09/キャプチャ-1.png)
これを見ると圧倒的先行場有利。
しかし逃げ馬は全くの不振と真逆の傾向です。
注目したいのはやはり先行馬で圏内に入った馬は15頭いますが、その内14頭に該当する条件は
①前走芝レースで3馬人気以内で1着
②前走4角3番手以内で上り3位以内
これに該当するのはインプロバイザー・ショウナンマッハ・スリーパーダ・ソリッドグロウ・ナムラクレアの5頭。
ただ登録馬13頭に対して5頭も挙がってしまったのでさらに絞るとすれば追加条件は
③前走着差0,4秒以上
過去10年で先行策だった40頭の内、着差0,4秒以上の差をつけて勝った馬は15頭いたのですが圏内馬9頭で複勝率60%です。
③の条件を追加して対象馬を絞ると残るのはショウナンマッハ・ソリッドグロウの2頭です。
次は枠順傾向です。
以下が過去10年の枠順傾向です。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/09/キャプチャ-2.png)
これを見ると複勝率では内枠も外枠も極端な差はないが、勝ち馬は内枠の10番ゲート内に集中しています。
しかし現時点の登録馬は13頭でそこはあまり気にする必要はないか。
ただ枠番で見ると
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/09/キャプチャ-3.png)
1枠の成績が極端に悪いことが分かります。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/09/キャプチャ-4.png)
とりあえず14番ゲート以降は無視して穴馬を見ると複勝率で特に大きな差はないように見えますが、先ほど述べたように1枠=1番ゲートはマイナスと考えるべきでしょう。
上記のデータを考慮して
1番ゲート不利
と判断します。
次に血統傾向です。
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/09/キャプチャ-5.png)
今回の推奨血統は
父に
・ダイワメジャー
・ロードカナロア
・ナスルーラ系
又は
父or父母父or母父or母母父に
・ストームキャット系
です。
ちなみにロードカナロア自身はストームキャット内包馬でもあります。
今回の該当馬は
アネゴハダ
インプロバイザー
ショウナンマッハ
ソリッドグロウ
デュガ
ナムラクレア
以上6頭です。
次に消去法です。
消去法は上位人気馬消去法と穴馬消去法に分けています。
まずは上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/09/キャプチャ-10.png)
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走1着
② 前走馬体重440キロ以上
③ 前走上り3位以内 且つ 4角3番手以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去10年で10回。
そしてその10回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は10回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ショウナンマッハ
ナムラクレア
以上2頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
次に穴馬消去法です。
穴馬とは5番人気以下を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は5番人気以下で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2021/09/キャプチャ-13.png)
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走距離芝1200m
② 前走1着 且つ 4番人気以内(未勝利戦馬は1番人気)
③ 前走上り3位以内or4角2番手以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
5番人気以下の馬が圏内に来た年は過去10年で8回。
そしてその8回中、上記の条件で5番人気以下の馬が来た年は6回です。
今回の想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
インプロバイザー
ホワイトターフ
以上2頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
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最後に現時点での穴馬候補2頭を発表します。
それはこの馬(A)(B)☟
(A) ?????
血統傾向で紹介したストームキャット内包馬。
前走は2着馬に4馬身差、更に2着馬と3着馬の差は5馬身差の大楽勝。
ただ芝適正が未知数なので嫌われる可能性はあるが、その分オッズ的には面白そう。
今の荒れてきている小倉の馬場もプラス材料になると思います。
(B) インプロバイザー
血統傾向・穴馬消去法で挙げた馬。
未勝利戦で負かした2着馬はその後未勝利戦で勝利。
母リトルゲルダも1200m重賞を2勝挙げた活躍馬。
人気はソコソコありそうで妙味は薄そうだが、1頭選ぶなら現時点ではまずこの馬ですね。
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