今回は中日新聞杯2020の上位人気馬過去データ消去法と脚質・血統傾向の記事です。
このレースは中京競馬場で行われる芝2000mのハンデ戦。
上位人気のメンバーを見るとハンデ戦でなくても疑わしい馬ばかり。
ですがやはり注目はヴェロックス。
まさかの小倉大賞典で圏外という汚名を晴らせるでしょうか。
現在のnetkeibaさん想定オッズは以下の通りです。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2020/12/キャプチャ-37.jpg)
まずは脚質傾向から見ていきます。
このレースは開催時期や開催場所がコロコロ変更しています。
よって開催時期と開催場所が同じ過去3年のデータを参考にします。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2020/12/キャプチャ-32.jpg)
僅か3年のデータですが、これを見ると差し・追い込み馬で3勝挙げています。
そして圏内馬9頭中5頭が上がり3位以内ということを考えると、上りを持っている馬や後方勢を重視しなくてはなりません。
そこで過去の圏内馬9頭の前走通過順を見てみると以下のようなデータが分かりました。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2020/12/キャプチャ-33.jpg)
9頭中7頭が前走4角10番手以下。
ちなみに2017年の4着馬も3着馬とタイム差無しの4角10番手以下でした。
これに注目して今回上記に当て嵌まる該当馬を挙げると
・インビジブルレイズ
・サトノガーネット
・デンコウアンジュ
・レッドヴェイロン
・ワイプティアーズ
以上5頭です。
全て下位人気馬なので狙ってみる価値はありそうです。
次に血統傾向です。
先ほども述べたように、このレースは開催時期や開催場所がコロコロ変更しています。
よって開催時期と開催場所が同じ過去3年のデータを参考にします。
過去3年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2020/12/キャプチャ-34.jpg)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
又は
・ロベルト内包馬
です。
ディープインパクト産駒とも被ってますが、過去3年の9頭中ロベルト持ちは5頭該当しています。
今回の該当馬は
ギベオン
サトノガーネット
サトノソルタス
ボッケリーニ
マイネルサーパス
以上5頭です。
次に上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
12月開催の中日新聞杯は過去10年で5回あります。
但し2010~2011年は小倉開催です。
開催場所は違いますが、ステップレースや馬齢等も考慮して同時期開催を参考としました。
過去5回分の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2020/12/キャプチャ-35.jpg)
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 4歳以下
② 前走クラスOP以上
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去5回で5回。
そしてその5回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は5回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ヴェロックス
以上1頭です。
とにかく若い馬が強いレースです。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)☟
血統良し、展開も流れそうで脚質良し、コース実績あり。
前走のG1を除けば、2・3走前だけ走れれば上位人気馬も隙が多そうで食い込む余地は十分ある。
唯一心配なのは昨年好走した斤量から2キロ増だけ。
コメントを残す