まだ年は越していませんが、早速新年初重賞の予想をしていきたいと思います。
今回は中山金杯2021の上位人気馬過去データ消去法と脚質・血統傾向の記事です。
このレースは中山競馬場で行われる芝2000m戦。
上位人気勢を見ると、どの馬からでも入れそうなメンバー構成。
近年荒れ気味なレースなので、馬券的には楽しめそうです。
現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2020/12/キャプチャ-118.jpg)
まずは脚質傾向から見ていきます。
以下が中山競馬場改修工事後の過去6年の脚質傾向です。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2020/12/キャプチャ-119.jpg)
これを見ると複勝率では逃げ・先行が圧倒的有利。
馬券の組み立ては前につける馬を優先して考えるのがベストではないでしょうか。
そこで逃げ・先行で圏内に入った馬の前走及び枠順を調べました。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2020/12/キャプチャ-125.jpg)
まず大前提として前に行って圏内に入った馬は全て8番ゲート以内。
且つ過去6年全てにおいて前走4角5番手以内だった馬が馬券に絡んでいる。
よって当日8番ゲート以内 且つ 前走4角5番手以内という馬が好走条件に最も近い馬と言えそう。
枠順発表後までは何とも言えないが、この条件に合致しそうな先行馬は要注意でしょう。
次に血統傾向です。
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2020/12/キャプチャ-120.jpg)
今回の推奨血統は
父に
・ステイゴールド
・オルフェーヴル
・ノーザンダンサー系
又は
・ロベルト内包馬
です。
特に種牡馬で目立つのがステイゴールド。
今回は期待も込めてステイゴールド系のオルフェーヴルも対象馬としました。
今回の該当馬は
ダーリントンホール
テリトーリアル
ナイママ
バイオスパーク
マイネルサーパス
マウントゴールド
ロードクエスト
以上7頭です。
除外対象馬は入れていません。
次に上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
![](https://ichigeki-kaisyuu.com/wp-content/uploads/2020/12/キャプチャ-121.jpg)
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 6歳以下の牡馬・セン馬
② 斤量55キロ以上
③ 前走距離1600~2000m
④ 前走G1出走馬又は前走OPクラス以上で2番人気以内or2着以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去10年で10回。
そしてその10回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は10回です。
想定人気ではダーリントンホールが3番人気でバイオスパークが5番人気となっていますが、個人的な判断ではこの2頭の人気は逆だと思っています。
よってそれを踏まえて今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
バイオスパーク
ヴァンケドミンゴ
以上2頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)☟
脚質傾向でも書いた通り狙うなら前に行く馬。
その中でも気になるのは、斤量も恵まれ2戦2勝のベスト距離のこの馬。
もしかしたら福島巧者の可能性もあるが、小回りの中山で徹底先行型のこの馬が内枠に入れればチャンスはあるかもしれないです。
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