このレースは中山競馬場で行われる芝1800m戦。
毎年少頭数で行われるレースで、そのせいもあってか過去10年で9番人気以下からの好走馬が1頭もいません。
ただ1番人気の複勝率が30%とかなり低いレースでもあります。
今年は多頭数が予想されるで、例年とは違い波乱も十分ありそうですね。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると追い込みはかなり厳しい。
複勝率で見ると逃げ・先行がかなり有利です。
*前走海外遠征馬はデータが不明な部分もあるのでこれ以降は前走国内戦馬限定で調べます。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走脚質追い込み以外
本番も前走も傾向は同じようです。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
② 前走リステッドOPクラス以上で5歳以下
③ 前走間隔4週以上
④ 前走G1出走馬は5番人気以内、G2以下出走馬は3番人気以内
⑤ 前走9着以内
この条件で(7・6・6・11)複勝率63,3%になります。
この条件に該当する馬は
エルトンバローズ
ボーンディスウェイ
以上2頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると勝ち馬が5番ゲート以内で7勝挙げています。
ただ複勝率では13番ゲートまで大きな差はありません。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると8頭中4頭が5番ゲート以内。
6~13番ゲートで4頭です。
全体的に見ると内>中>外という順ですね。
上記のデータを考慮して
1~5番ゲート有利
14番ゲート以降不利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ロードカナロア
・ステイゴールド系
又は
父×母父に
・昨年のリーディングサイアートップ10(ドゥラメンテ・ロードカナロア・ディープインパクト・キズナ・ハーツクライ・キタサンブラック・モーリス・ハービンジャー・エピファネイア・ルーラシップ)×母父ノーザンダンサー系
です。
注目は母父ノーザンダンサー系。
母父ノーザンダンサー系というだけで複勝率42,1%もあります。
ただ父を見ると昨年のリーディングサイアー上位組が殆ど。
よって昨年のリーディングサイアートップ10と母父ノーザンダンサー系の組み合わせとした。
今回の該当馬は
ソールオリエンス
ソーヴァリアント
タイムトゥヘヴン
ドーブネ
ヒシイグアス
ラーグルフ
レッドモンレーヴ
以上7頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走G2・G3で2着以内 or 2番人気以内
② 前走G1出走馬で一桁着順 且つ 5番人気以内
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件①or②に該当する馬は
エルトンバローズ
ソールオリエンス
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走距離1600~2000m
② 前走OPクラス以上で3着以内
③ 前走G1出走馬
*2020年のソウルスターリングは2戦連続で回避しているため3走前のデータです
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件①+②or③に該当する馬は
イルーシヴパンサー
ジオグリフ
マイネルクリソーラ
以上3頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は11,1%です。
・8歳以上(0・0・0・13)複勝率0%
・前走間隔4~20週以外(0・0・0・27)複勝率0%
・前走G2以下で4着以下(0・0・0・42)複勝率0%
・前走G2以下で敗戦馬の着差0,4秒以上、G1で1,2秒以上(0・0・0・49)複勝率0%
・前走G2以下で6番人気以下、G1で7番人気以下(0・0・1・46)複勝率2,1%
・前走海外遠征馬を除く前走馬体重477キロ以下(0・0・0・16)複勝率0%
・前海外遠征馬を除く追い込み(0・0・0・13)複勝率0%
・前走海外遠征馬を除く4角8番手以下(0・0・0・27)複勝率0%
・前走距離2200m以上(0・0・0・21)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬はいませんでした。
よって9項目中8項目を突破した馬を挙げておきます。
ボーンディスウェイ
以上1頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(A) ?????
馬柱は汚れているが適性外のレースを走らされ過ぎた結果だと思う。
今回は久しぶりにベストな条件で格も一気に落ちる。
鞍上は初騎乗だが良い騎手を確保。
今回は狙えると思います。
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