このレースは京都競馬場で行われる芝1400m戦。
4年ぶりの京都開催です。
昨年は10番人気が1着に好走して、それ以外の年でも人気薄の1着があります。
紐に大穴が突っ込んでくることがよくあるので、二桁人気馬も視野に入れておくべきかもしれませんね。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2013年以降の京都開催過去7年の脚質傾向です。
これを見ると前に行った馬が有利で、特に逃げ馬はかなりの好成績。
ただ追い込み馬の成績も悪くはなく、どの脚質がダメということは言えない。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走上り2~7位
これは意外ですね。
前走上り1位だった馬は(1・0・0・25)複勝率3,8%です。
また極端に上りの遅い馬もイマイチです。
ここから好走率の高い条件を積み重ねていくと…
② 前走1勝クラス以下出走馬は2着以内
③ 前走芝レース出走馬
④ 前走から斤量同・増馬
⑤ 前走間隔3週以上
⑥ 前走馬体重499キロ以下
⑦ 前走距離1400~1600m
この条件①~⑦で(4・7・5・14)複勝率53,3%になります。
この条件に該当する馬は
クイックバイオ
テラメリタ
バロン
レディーエンジェル
以上4頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が2013年以降の京都開催過去7年の枠順傾向です。
これを見ると複勝率が高いのは10番ゲートまで。
外枠の成績はイマイチてすね。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると傾向がよりはっきりとしていて11番ゲート以降からは好走馬は無し。
上記のデータを考慮して
1~10番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
以下が京都開催直近5年の傾向です。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
ディープインパクト産駒が活躍していた時代のデータですから、今回はディープインパクト産駒を外します。
そうすると以下のようになります。
今回の推奨血統は
父に
・ダイワメジャー
・キンシャサノキセキ
又は
父or父母父に
・ストームキャット系
・ダンチヒ系
です。
ダイワメジャーとキンシャサノキセキ以外を見ると、ストームキャットやダンチヒ持ちの種牡馬が多いですね。
今回の該当馬は
キャプテンネキ
クイックバイオ
クリノハレルヤ
テラメリタ
ドナベティ
バロン
ピューロマジック
ロータスワンド
以上8頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2013年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走重賞で2着以内
② その他路線組は2番人気以内で2着以内 且つ 上り3位以内
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件①or②に該当する馬は
クイックバイオ
ワイドラトゥール
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走新馬・未勝利組は4角6番手以内で1着
② 前走1勝クラス~OPクラス出走馬は3着以内 且つ 4角3番手以内
③ 前走重賞出走馬は過去にOPクラス以上で3着以内の実績あり
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件①or②or③に該当する馬は
イツモニコニコ
カルチャーデイ
クリノハレルヤ
シカゴスティング
テイエムチュララン
ピューロマジック
以上6頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は11,7%です。
・前走間隔2週以内(0・0・0・11)複勝率0%
・前走1勝クラス以下で3着以下(0・0・0・9)複勝率0%
・前走OPクラス以上で敗戦馬の着差1,2秒以上(0・0・0・7)複勝率0%
・前走から斤量増・減馬(0・0・0・12)複勝率0%
・前走馬体重418~490キロ以外(0・0・0・9)複勝率0%
・前走4角2番手以内(0・1・0・32)複勝率3,0%
このデスデータを全て突破した馬は
カルチャーデイ
セイウンデセオ
セントメモリーズ
テイエムチュララン
テラメリタ
ドナベティ
バロン
ヒヒーン
以上8頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(B)
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(B) ?????
血統傾向・穴馬消去法推奨馬。
今回川田騎手からの乗り替わりで鞍上弱化は否めないが、前走は出遅れながらもコンマ6秒差で突き放した2着馬がその後重賞制覇している。
能力比較で言えば問題なく通用するはず。
予想オッズのような人気で買えるとは思はないが、多少人気が上がってきても押さえておきたい1頭ですね。
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