このレースは阪神競馬場で行われる芝1600m戦。
昨年辺りから前走阪神ジュベナイル上位組の出走が少なくなり、今年はついに前走阪神ジュベナイル組の出走馬無し。
昨年もかなり荒れましたし、今年も予想オッズは混戦模様。
一波乱も十分あるかもしれません。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると好走率では逃げ・先行馬だが、好走数では差し・追い込みも悪くない。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走上り5位以内
前走上り6位以下の馬は明らかに好走率が悪い。
区切るならここでしょう。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
② キャリア4戦以内
③ 前走5着以内
④ 前走4番人気以内
⑤ 新馬・1勝クラス・リステッドOP・G3以上出走馬
⑥ 前走距離1500ｍ～1600ｍ
この条件で(8・5・9・10)複勝率68,8％になります。
この条件に該当する馬は
ガルサブランカ
スティールブルー
ミラビリスマジック
ラヴァンダ
以上4頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると内外で大きな偏りはない。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると1番ゲートと少し離れて7～13番ゲートに好走馬が密集している。
そして外枠からの好走馬はいない。
開幕3日目ということを考えるとやはり外枠は不利と考えた方が良いのではないか。
上記のデータを考慮して
14番ゲート以降不利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父or父母父or母父or母母父に
・サドラーズウェルズ系
・ダンチヒ系
です。
2020年は上記の条件で好走馬1頭ですが、それ以外の4年は毎年2頭以上の好走馬が出ています。
今回の該当馬は
エラトー
セキトバイースト
ラヴァンダ
以上3頭です。
今年の該当馬は僅か3頭だけで全て人気薄です。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1～5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走G1で4着以内
② 前走その他路線で2番人気以内で3着以内 且つ 上り4位以内
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件①or②に該当する馬は
ガルサブランカ
タガノエルピーダ
ミラビリスマジック
以上3頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走距離1400～1600m
② 1勝クラス以上で5着以内 且つ 上り3位以内 or 4角2番手以内
③ 新馬戦で1着 且つ 上り1位
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件①＋②or③に該当する馬は
ショウナンマヌエラ
セキトバイースト
ヒヒーン
ラヴァンダ
ワイドラトゥール
以上5頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は9,0%です。
・関東馬(0・0・0・5)複勝率0%
・キャリア6戦以上(0・0・0・15)複勝率0%
・前走間隔2週以内(0・0・0・5)複勝率0%
・前走6着以下(0・0・0・23)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差0,5秒以上(0・0・0・33)複勝率0%
・前走上り5位以下(0・0・1・31)複勝率3,1%
・前走未勝利クラス(0・0・0・12)複勝率0%
・前走距離1400～1600m以外(0・0・0・18)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
セキトバイースト
ラヴァンダ
ワイドラトゥール
以上3頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
ここを☟クリック
(B) ？？？？？
とにかくスタート次第。
出遅れ癖があるのが難点だが、前走は出遅れながらも楽勝。
2走前は重賞でも支持されていた馬。
とにかく決め手鋭く、差し・追い込みが利きやすいレース傾向からもまともにスタートすればチャンス十分。
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