このレースは中山競馬場で行われる芝1600m戦。
1番人気が過去10年で1勝、複勝率が30%という荒れるハンデ重賞。
ただ堅い年と荒れる年がはっきりしており、荒れるイメージだが5番人気以内の決着が4年もあります。
今年はどっちに転ぶでしょうか?
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると逃げ馬の成績が振るいませんね。
あとは好走数で見るとどこからも満遍なく好走しています。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走脚質先行・差し
前走海外遠征馬を除く圏内馬29頭中26頭が①の条件に該当。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
② 5歳以下
③ 前走敗戦馬の着差0,6秒以内
④ 前走から斤量同・減
⑤ 前走距離1400~1800ⅿ
この条件で(6・5・8・15)複勝率55,9%になります。
この条件に該当する馬は
アスクコンナモンダ
アルナシーム
クルゼイロドスル
ニシノスーベニア
パラレルヴィジョン
レイベリング
以上6頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると勝ち馬は全て10番ゲート以内、複勝率でも10番ゲート以内が良い。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると全体傾向程顕著ではないが、やはり内枠が良い。
特に6番ゲート以内が良いですね。
上記のデータを考慮して
1~10番ゲート有利
と判断します。
絞るなら6番ゲート以内ですね。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父or母父or母母父に
・トニービン内包種牡馬
又は
母父or母母父に
・ダンチヒ系
・ストームキャット系
です。
今回の該当馬は
インダストリア
エエヤン
タイムトゥヘヴン
ディオ
ドルチェモア
以上5頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 斤量58キロ以下出走馬(新斤量制度に換算)
② 前走上り3位以内 or 4角3番手以内
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件①or②に該当する馬は
クルゼイロドスル
セッション
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 7歳以下
② 斤量54キロ以上(新斤量制度に換算)
③ 前走東風ステークスで3着以内 or 3番人気以内
④ その他路線で前走2着以内 or 2番人気以内 or 4角2番手以内
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件①②+③or④に該当する馬は
アルナシーム
エエヤン
グランデマーレ
ショウナンマグマ
ニシノスーベニア
レイベリング
以上6頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は11,8%です。
・関西所属騎手(0・1・0・21)複勝率4,5%
・7歳以上(0・0・1・38)複勝率2,6%
・斤量57,5キロ以上(0・0・1・38)複勝率2,6%(新斤量制度に換算)
・前走間隔9週以上(0・1・0・25)複勝率3,8%
・前走敗戦馬の着差0,8秒以上(0・1・0・47)複勝率2,0%
・前走から斤量増(0・0・0・18)複勝率0%
・前走馬体重465キロ以下(0・0・1・15)複勝率6,2%
・前走脚質先行・差し以外(0・0・0・39)複勝率0%
・前走距離1400~1600m以外(0・0・1・32)複勝率3,0%
このデスデータを全て突破した馬は
ニシノスーベニア
レイベリング
以上2頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
ここを☟クリック
(B) ?????
過去10年で前走馬体重520以上で(4・3・3・14)複勝率41,7%という好成績で、今回のメンバーで最重量馬。
またこの馬が走ったクラスからは過去10年で4勝で複勝率40%。
枠順さえ良ければ1着候補にも考えている1頭です。
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