このレースは京都競馬場で行われる芝1400m戦。
3年ぶりの京都開催です。
現時点の予想オッズを見ると単勝1番人気が700円台。
いくら予想オッズとは言え滅多にお目にかかれない程の大混戦。
このメンバーなら長期休養明けでもグレナディアガーズが一歩抜けたオッズになると思ったが…
ただそれだけ多くの人が難しいレースだと思っているのでしょう。
その分波乱の可能性も高く難しいですが面白いレースになりそうです。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が京都開催過去8年分の脚質傾向です。
これを見ると逃げ馬で3勝、追い込み馬で2勝と脚質的に大きな有利不利は感じられない。
ただ先行馬の勝ち星はなく、極端な脚質の方が好走していますね。
そこで前走脚質を見てみると…意外と特徴がない。
ただ強いて特徴を挙げるとすると…
① 前走上り6位以下
①の条件で圏内馬24頭中14頭が該当で半数以上を占めます。
意外ですね。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
② 6歳以下
③ 前走8番人気以内
④ 関西馬
⑤ 前走OPクラス以上
この条件①~⑤で(3・2・6・8)複勝率57,9%になります。
この条件に該当する馬は
サブライムアンセム
タマモブラックタイ
ダノンスコーピオン
ララクリスティーヌ
ルージュスティリア
ルガル
ロータスランド
以上7頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が京都開催過去8年分の枠順傾向です。
これを見ると11番ゲートまでで8勝中7勝。
ただ複勝率ではそれ以降のゲートからも好走馬は出ています。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると外枠になるにつれて好走馬が減っていきます。
実力馬でないと外枠からの好走は厳しいということでしょう。
上記のデータを考慮して
1~11番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
以下が京都開催直近5年の傾向です。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
・ロードカナロア
・フランケル
です。
ただ少しデータが古くなってしまうので、近年実績のある種牡馬データがありません。
そこで2020年以降のサンプル数5レース以上の種牡馬で同コース複勝率50%以上ある種牡馬を挙げておきます。
追加で…
父に
・モーリス
・ドゥラメンテ
以上です。
今回の該当馬は
アヴェラーレ
カイザーミノル
グレナディアガーズ
サブライムアンセム
ダノンスコーピオン
メイショウソラフネ
ルージュスティリア
ルガル
以上8頭です。
*カイザーミノルは除外対象です。
「 消去法データ 」
消去法は2013年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走G1で9着以内
② 前走1着馬
現時点のオッズを見ると大混戦ですが、とりあえず上位人気と下位人気で分けなくてはならないので、単勝一桁台の5番人気までを上位人気馬として扱います。
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件①or②に該当する馬は
アヴェラーレ
グレナディアガーズ
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 6歳以下
② 前走オープンクラス以上で3着以内 or 2番人気以内
③ 前走G1出走馬
先程も言ったように6番人気以下を下位人気馬として扱います。
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件①+②or③or④に該当する馬は
インダストリア
ウイングレイテスト
ウインマーベル
サブライムアンセム
トウシンマカオ
ビーアストニッシド
以上6頭です。
ただ厳密に言うと除外対象のビーアストニッシドとサブライムアンセムの2頭しか該当馬はいない。
その他の4頭は関東馬で5番人気以下の関東馬の成績はこの後のデスデータの項目でも書いてますが、(0・0・0・25)複勝率0%です。
しかし今年はこれだけの大混戦なのでデータを覆すかも。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は8,5%です。
・関東馬(0・0・0・25)複勝率0%
・7歳以上(0・0・0・23)複勝率0%
・前走間隔3~24週以外(0・0・0・18)複勝率0%
・前走10番人気以下(0・1・0・40)複勝率2,4%
・前走から斤量2キロ以上増・2キロ以上減馬(0・0・0・19)複勝率0%
・前走馬体重447キロ以下(0・0・0・10)複勝率0%
・前走脚質逃げ(0・0・0・8)複勝率0%
・前走3勝クラス以下(0・0・0・9)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
スマートリアン
タマモブラックタイ
ダノンスコーピオン
ビーアストニッシド
リプレーザ
ロータスランド
以上6頭です。
*ビーアストニッシドとリプレーザは除外対象です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(B)
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(B) ?????
枠順次第というところもあるが、この馬は買い目の1頭に入れておきたい。
この馬はかなり斤量に敏感な馬かもしれない。
近5走で見てみると前走・3走前・5走前は人気より着順が下回っている。
ただある一定斤量以下だった2走前と4走前は人気より遥かに上回るパフォーマンスを見せている。
今回はそのある一定斤量以下での出走となり得意の1400m戦。
他にも買い材料はあってこのレースで好走傾向にある距離短縮馬・好相性の種牡馬・関西馬。
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