今回はサウジアラビアロイヤルカップ2020の過去データ消去法と枠順・脚質・血統傾向の記事です。
このレースは東京競馬場で行われる芝1600m戦。
重賞になってから6年で、とにかく堅いレース。
5番人気以下が圏内に来たのは過去6年で2頭だけ。
今年も堅く収まるのでしょうか。
現在のnetkeibaさん想定オッズは以下の通りです。
まずは脚質傾向から見ていきます。
以下が重賞になってからの過去6年の脚質傾向です。
これを見ると勝ち数では先行、複勝率では先行・差しの成績がとても良い。
ただ逃げ・追い込みの複勝率もそこまでは悪くはないです。
あと際立っているのは上り1位の成績ですね。
そこで上り1位だった馬の前走での共通点を調べると
前走OPクラスで上り2位以内で1着 又は 前走新馬・未勝利で上り1位で1着
更にもっと好走率を高める条件は前走新馬組です。
前走新馬組の上がり1位の1着馬という条件だけにすると、対象馬は過去6年で11頭いて8頭圏内複勝率72,7%という数字になります。
これに該当するのはインフィナイト・キングストンボーイの2頭です。
次は枠順傾向です。
以下が重賞になってからの過去6年の枠順傾向です。
今回の登録馬は13頭なので14番ゲート以降は対象外で、これを見ると複勝率では内外で大きな差はない。
ただ勝ち馬は全て6番ゲート以内に集中している。
上記のデータを考慮して
枠順有利不利無し
勝馬なら1~6番ゲート内有利
と判断します。
次に血統傾向です。
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
・ダイワメジャー
母方に
・ロベルト内包馬
父方に
・トニービン内包馬
です。
今回の該当馬は
キングストンボーイ
ステラヴェローチェ
以上2頭です。
次は消去法です。
重賞になってからの過去6年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走中山出走組以外
② 前走距離1400m以上
③ 前走1着
④ 前走上り2位以内
⑤ 前走脚質 先行or差し
⑥ キャリア4戦以内
⑦ 誕生日1月~4月
上記の条件全てに該当する馬は
インフィナイト
キングストンボーイ
ステラヴェローチェ(前走上り3位)
ヴァーチャリティ(出走回避)
以上黒字の2頭です。
青字の1頭はやや条件を甘くして上がり3位という条件なら残る1頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)☟
(A)
あまりスタートが良い馬ではなく、デビュー戦は出遅れが響いて2着。
次走もスタートが良くなかったが、ここは能力の違いで1着。
同じく前走もスタートがイマイチではあったが、それでもOPクラスで健闘。
ただ課題のゲートもキャリアを積むごとに改善している。
ゲートさえまともに出れれば、このメンバーなら十分足りる要素はあると思います。
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