このレースは阪神競馬場で行われるダート1800m戦。
昨年こそ3着に13番人気ニューモニュメントが来ましたが、大荒れ傾向は少ないレース。
今年の予想1番人気は4連勝で重賞を制したプロミストウォリア。
断然人気が予想されますが、無理して逆らうのもどうか？
ただ斤量は59キロでノーチャンスとも言いきれない。
少しでも高配当を狙うなら2・3着付けが一番現実的かもしれません。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると上り3位以内で9勝、上り5位以内までで好走馬の8割を占めています。
ここから考えるとある程度の上りの脚は必要でしょう。
そこで前走から調べてみると…
① 前走OPクラス以上
② 前走4角4番手以内
③ 前走上り3位以内
④ 前走3着以内
この条件で(7・6・3・10)複勝率61,5%になります。
この条件に該当する馬は
ケイアイパープル
プロミストウォリア
以上2頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると内外で決定的な有利不利は感じられない。
ただ14番ゲート以降はやや割引か？
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見るとやはり全体傾向と同じく大外枠付近は好走率が低い。
上記のデータを考慮して
15番ゲート以降不利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ミスプロ系
又は
母父or母母父or父母父に
・ヴァイスリージェント系
・ダンチヒ系
です。
複勝率は大したことはないのですが、ミスプロ系は毎年好走馬を出しています。
また上記の表では載っていませんがヴァイスリージェント・ダンチヒ内包馬も好調です。
ロードブレスとウェスタールンド以外は上記の条件に該当します。
今回の該当馬は
キングズソード
ゲンパチルシファー
ゴールドハイアー
メイショウカズサ
ヴァルツァーシャル
以上5頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2013年以降の過去10年分のもので1～4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走距離1800m以上、G1の場合は1600ｍ以上
② 前走OPクラス以上で2着以内 且つ 上り5位以内 且つ 4角5番手以内
③ 前走中央開催G2クラス以上 or G1出走馬で3番人気以内 or 3着以内
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件①＋②or③に該当する馬は
プロミストウォリア
以上1頭です。
やはりこの馬かな…
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走距離1800ｍ以上
② 前走OPクラス以上で4着以内 且つ 5番人気以内 且つ 上り3位以内
③ 前走中央開催G2クラス以上出走馬
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件①＋②or③に該当する馬は
ケイアイパープル
以上1頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は8,3%です。
・7歳以上(0・1・0・41)複勝率2,4%
・前走敗戦馬の着差1,6秒以上(0・0・0・26)複勝率0%
・前走8番人気以下(0・0・1・41)複勝率2,3%
・前走から斤量減(0・0・1・39)複勝率2,5%(新斤量制度に換算)
・前走馬体重477キロ以下(0・0・0・13)複勝率0%
・前走3勝クラス以下(0・0・0・10)複勝率0%
・前走距離1700m以下(0・0・0・16)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
ゴールドハイアー
以上1頭です。
とくに際立った成績を残しているわけでもないが大崩れもない馬。
相手なりタイプだったら3着くらいあるかも。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(C)
ここを☟クリック
(C) ？？？？？
穴で狙いたいと思う馬は数頭しかいない。
その中で1番手に挙げるとすれば地方でも中央でもとにかく崩れない安定性が売り。
掲示板から外れたのは14走前というのは特筆すべき内容。
年齢は重ねてしまったが前走内容からもまだまだやれるはず。
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