このレースは京都競馬場で行われる芝1800m戦。
毎年少頭数ですが、今年も登録馬は12頭。
しかし近年は下位人気馬の好走も多く結構荒れるんですよね。
昨年も3連複万馬券が出ていますので、今年も荒れることを期待します。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2015年以降の京都開催過去7年の脚質傾向です。

これを見ると上りの脚が無い馬は厳しい。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走上り2位以内
② 前走上り3位以下なら前走G1で4角6番手以内 or G2・G3で上り4位以内
これで(7・7・6・22)複勝率47,6%になります。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
③ 前走間隔4~13週
④ 前走G1出走馬を除き前走3着以内
⑤ 前走新馬・未勝利で2番人気以内
この条件で(7・7・6・11)複勝率64,5%になります。
この条件に該当する馬は
ウォーターガーベラ
サトノシャイニング
ショウヘイ
ジェットマグナム
リンクスティップ
以上5頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が2015年以降の京都開催過去7年の枠順傾向です。

これを見ると少頭数のレースなのであまり気にしなくても良いかもしれませんが、10番ゲート以降からの好走馬は1頭だけ。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。

穴馬で見ると8番ゲート以降からの好走馬無し。
やはり少頭数でも内寄りであればあるほど良さそう。
上記のデータを考慮して
1~7番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
以下が京都開催直近5年の傾向です。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

古いデータも含むのでディープインパクト産駒が異常な活躍ですが、この産駒はもはやいないのでそれを除外すると…

このようになります。
今回の推奨血統は
父に
・ロベルト系
・ノーザンダンサー系
又は
父母父or母父or母母父orに
・トニービン系
です。
サンプル数は少ないですが、ロベルト系(2・0・1・2)とノーザンダンサー系(0・1・1・0)の複勝率は極めて高いです。
また全体で見るとトニービン内包馬は10頭中5頭存在します。
ただ今年は父母父or母父or母母父にトニービン系の該当馬はいませんでした。
今回の該当馬は
エリカアンディーヴ
サウンドバッハ
スリーキングス
ヒルノハンブルク
ミニトランザット
以上5頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2015年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青・緑・灰色部分は強調部分として色分けしています。

① 前走OP~G2クラス出走馬は前走上り3位以内、前走1勝クラス以下出走馬は前走上り2位以内
② 前走未勝利組は除く
③ 前走新馬戦出走馬は前走2番人気以内 且つ 前走間隔10週以内
④ 前走1勝クラス出走馬は前走3番人気以内で2着以内 且つ 前走上り2位馬は1着
⑤ 前走OP~G2出走馬は前走5番人気以内で4着以内
⑥ 前走G1出走馬は前走2番人気以内 or 前走上り3位以内
これで(8・8・5・4)複勝率84,0%になります。
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ランスオブカオス
以上1頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青・緑・灰色部分は強調部分として色分けしています。

① 関西馬
② 前走間隔2~11週
③ 前走減量騎手騎乗馬は除く
④ 前走G1出走馬を除く前走3着以内
⑤ 前走新馬・未勝利クラス出走馬は前走2番人気以内で1着 且つ 上り2位以内 且つ キャリア2戦以内
⑥ 前走OP・1勝クラス出走馬は前走敗戦馬の着差0,3秒以内 且つ 前走上り5位以内
⑦ 前走G2・G3出走馬は前走上り4位以内
⑧ 前走G1出走馬は前走4角4番手以内
これで(2・2・4・1)複勝率88,9%になります。
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
ウォーターガーベラ
ジェットマグナム
リンクスティップ
以上3頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は17,0%です。
・関東馬(0・0・0・7)複勝率0%
・キャリア5戦以上(0・0・0・10)複勝率0%
・前走間隔2~11週以外(0・0・0・8)複勝率0%
・前走G1出走馬を除く4着以下(0・0・0・17)複勝率0%
・前走OPクラス以下の敗戦馬の着差0,4秒以上、(0・0・0・17)複勝率0%
・前走OPクラス以下で6番人気以下(0・0・0・13)複勝率0%
・前走G1出走馬を除く前走上り6位以下(0・0・0・10)複勝率0%
・前走中山コース(0・0・0・14)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
ウォーターガーベラ
エリカアンディーヴ
ムーンライトラガー
リンクスティップ
以上4頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(B) ?????
京都開催過去7年で気になるデータがあるので紹介しておく。
前走馬体重479キロ以下(5・7・7・25)複勝率43,2%
前走馬体重480キロ以上(2・0・0・16)複勝率10,5%
前走距離1600m(3・3・4・11)複勝率47,6%
前走距離1600m以外(4・4・3・31)複勝率26,2%
ということは前走馬体重479キロ以下×前走距離1600mになると…
(3・3・4・5)複勝率66,6%にまで跳ね上がる。
4番人気以内で(1・2・2・2)複勝率71,4%なのは納得だが、5番人気以下でも(2・1・2・3)複勝率62,5%という高複勝率。
今年は上位人気馬を含めてもこの条件に該当するのはこの馬だけ。
他のデータでも推し材料が多いので穴馬候補筆頭ですね。
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