このレースは東京競馬場で行われる芝1600m戦。
例年メンバーレベルが低いレースですが、今年はかなりレベルの高い馬が揃いました。
荒れるG1として有名だが、今年はそこまで大荒れすることはないか。
狙うとしても紐荒れ馬券くらいが良いかもしれません。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2018年以降アーリントンカップが前哨戦となってからの過去6年の脚質傾向です。
これを見ると後方勢で5勝、上り6位以下の複勝率2.7%。
明らかに決め手勝負のレースですね。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走脚質先行・差し・追い込み
② 前走初角11番手以内 且つ 4角2番手以下
この条件で圏内馬18頭中17頭が該当、複勝率21,5%になります。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
③ 前走重賞で4着以内
④ キャリア3~6戦
⑤ 前走間隔9週以内
この条件で(6・5・4・22)複勝率40,5%になります。
荒れるレースなのでこれ以上は絞り切れませんでした。
この条件に該当する馬は
アスコリピチェーノ
エコロブルーム
ジャンタルマンタル
チャンネルトンネル
ディスペランツァ
ノーブルロジャー
ボンドガール
以上7頭です。
*除外対象馬は入っていません。
「 枠順傾向データ 」
以下が2018年以降アーリントンカップが前哨戦となってからの過去6年の枠順傾向です。
これを見ると勝ち馬は全て11番ゲート以降から出ています。
複勝率で見ても10番ゲート以降が良さそうです。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると10番ゲート以降から8頭、9番ゲート以内で2頭の割合。
昨年はウンブライルが3番ゲートから好走したので内枠が要らないとは言えませんが、外枠が有利なことには変わりはないでしょう。
上記のデータを考慮して
10番ゲート以降有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ダイワメジャー
又は
父or父母父or母父or母母父に
・ストームキャット系
です。
特に近2年はストームキャット持ちが6頭中5頭好走していて大活躍です。
今回の該当馬は
アスコリピチェーノ
アレンジャー
ウォーターリヒト
エコロブルーム
ゴンバデカーブース
ジャンタルマンタル
ボンドガール
マスクオールウィン
以上8頭です。
*除外対象馬は入っていません。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走牡馬クラシックで4着以内
② 前走同年その他重賞で2着以内 且つ 上り3位以内 or 4角2番手以内
現時点のオッズを見ると2強+4対抗というようなオッズ構成になっているので、予想オッズ6番人気以内馬を上位人気馬として扱います。
予想オッズ6番人気以内馬で上記の条件①or②に該当する馬は
エコロブルーム
ジャンタルマンタル
ノーブルロジャー
以上3頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 過去に牡馬混合重賞で上り5位以内 且つ 3着以内の経験
2021年のソングラインは桜花賞で超絶不利を喰らって圏外になっただけで、それ以外は牡馬混合重賞実績がある馬です。
今回は7番人気以下馬を穴馬として扱います。
予想オッズ7番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
アレンジャー
ウォーターリヒト
シュトラウス
ダノンマッキンリー
チャンネルトンネル
ディスペランツァ
ロジリオン
以上7頭です。
*除外対象馬は入っていません。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は10,8%です。
・キャリア4~9戦以外(0・0・0・14)複勝率0%
・前走間隔9週以上(0・0・0・11)複勝率0%
・前走G1レース出走馬以外で5着以下(0・0・1・34)複勝率2,9%
・前走馬体重432~504キロ以外(0・0・0・22)複勝率0%
・前走脚質逃げ・マクリ(0・0・0・14)複勝率0%
今回は7番人気以下馬を穴馬として扱います。
このデスデータを全て突破した馬は
アレンジャー
イフェイオン
ウォーターリヒト
ダノンマッキンリー
チャンネルトンネル
マスクオールウィン
以上6頭です。
*除外対象馬は入っていません。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(A) ?????
枠順次第で買わないかもしれないが、データだけで言えば断然この馬。
アーリントンカップがこのレースの前哨戦となってからの過去6年で5番人気以下から好走した馬は計10頭。
そしてその10頭中8頭が前走重賞で2~4着馬。
そこで以下の条件を設けてみた。
5番人気以下限定で…
① 前走重賞で2~4着
② キャリア4~6戦
③ 前走7番人気以内
④ 前走敗戦馬の着差0,4秒以内
⑤ 前走上り5位以内
この条件①~⑤で(3・2・3・2)複勝率80,0%になり該当馬は1頭だけ。
かなりの高複勝率でこれなら思い切って頭でも狙えそうだが、今年は上位勢の層が厚い。
例年なら攻めた予想をしても良いレースだが、今年に限っては3着狙いですかね。
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