このレースは中山競馬場で行われる芝2200m戦。
二桁人気馬の好走は過去10年で1度だけ。
上位人気馬も比較的堅めで紐穴が多いレースです。
今年もダノンデザイルとレーベンスティールという中心馬がいますので、例年に近い決着かもしれませんね。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると手を出してはいけないのが追い込み馬。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走脚質逃げ・マクリ以外
② 前走4角9番手以内
複勝率で見るとやはり前走後方から競馬していた馬は良くない。
また前走逃げ馬は全滅です。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
③ 前走敗戦馬の着差1,4秒以内
④ 前走から斤量2キロ増以上馬以外
⑤ 前走馬体重458キロ以上
⑥ 前走OPクラス以外
⑦ 8歳以下
⑧ 前走重賞出走馬の前走間隔6～16週
⑨ 前走3勝クラス出走馬は前走3番人気以内 且つ 前走から斤量同・減馬
⑩ 前走G2出走馬は前走3着以内
⑪ 前走G1出走馬は牡馬混合戦で5歳以下
この条件で(8・9・8・9)複勝率73,5％になります。
この条件に該当する馬は
エヒト
コスモキュランダ
ボルドグフーシュ
マテンロウレオ
以上4頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると15番ゲート以降からの好走馬無し。
大外枠付近は厳しい。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると7～10番ゲートに好走馬が密集していて、それ以外は2・14番ゲートから。
共通して言えるのは15番ゲート以降からの好走馬がいないこと。
上記のデータを考慮して
15番ゲート以降不利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ステイゴールド系
・ロードカナロア
又は
父or母父に
・キングカメハメハ
又は
母父に
・ディープインパクト
です。
これで好走馬15頭中13頭が該当します。
今回の該当馬は
アラタ
エヒト
ホウオウノーサイド
ライラック
以上4頭です。
人気薄の馬しか残りませんでした。
「 消去法データ 」
消去法は2015年以降の過去10年分のもので1～4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走距離2000m以上
② 前走海外遠征馬を除く前走4角9番手以内
③ 前走海外遠征馬を除くG1出走馬は牡馬混合戦で5歳以下 且つ 4歳馬は前走7着以内
④ 前走G2以下出走馬は前走2番人気以内で4着以内
これで(7・6・4・5)複勝率77,3％になります。
今回のメンバーを見ると、ダノンデサイル・レーベンスティールの2強ですが、少し離れてコスモキュランダとボルドグフーシュはもう少し人気になるような気がします。
よって人気通りに上位4頭を上位人気馬として扱います。
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件①②＋③or④に該当する馬は
ダノンデサイル
ボルドグフーシュ
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 5～8歳の牡馬・セン馬
② 前走上り2位以内 or 初角6番手以内 or 4角2番手以内
③ 前走距離3200ｍ以下
④ 前走脚質逃げ以外
⑤ 前走G1出走馬以外は前走4角9番手以内
⑥ 前走OPクラス以下で3番人気以内で1着 且つ 上り1位
⑦ 前走から斤量2キロ増以上馬は除く
⑧ 前走G1出走馬以外の前走間隔11週以内
⑨ 前走敗戦馬の着差1,2秒以内
これで(2・4・4・7)複勝率58,8％になります。
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
ニシノレヴナント
ボーンディスウェイ
ポタジェ
以上3頭です。
ポタジェは一応残ったが前走間隔95週。
過去には半年以上の休養明けでシャケトラが56週で1着、タンタアレグリアが38週で1着があります。
ただ流石に95週というのは常識的には買えないが、データ的には買えないこともないか…迷うな。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は10,9%です。
・前走間隔5週以内(0・0・1・36)複勝率2,7%
・前走OPクラス以下で2着以下(0・0・0・21)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差1,3秒以上(0・0・0・37)複勝率0%
・前走から斤量2キロ増以上(0・0・0・13)複勝率0%
・前走脚質逃げ・マクリ(0・0・0・11)複勝率0%
・前走OPクラス以下(0・0・1・30)複勝率3,2%
・前走距離1800～3200ｍ以外(0・0・0・14)複勝率0%
今回はデスデータを突破した馬の方が多かったので全て突破できなかった馬を挙げておきます。
アウスヴァール
アケルナルスター
エヒト
カラテ
ホウオウノーサイド
ホウオウリアリティ
ボーンディスウェイ
以上7頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
ここを☟クリック
(A) ？？？？？
休み明けで大幅体増が心配だが、休み明けの成績は(5・0・2・2)で10～3月の成績は(4・1・4・1)で寒い時期に強い馬。
コース実績もあり、鞍上は昨年の同レースで同馬を勝利に導いている。
コメントを残す