このレースは阪神競馬場で行われる芝2000m戦。
近2年は中京開催でしたが、再び阪神に戻ってきました。
昨年はガチガチで一昨年はバカ荒れと両極端ですが、今年は好メンバーが揃った印象で極端に荒れない気もします。
もし荒れるとしたら前走惨敗したにもかかわらず、再び1番人気想定のソーヴァリアントの走り次第かも。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2013年以降の阪神開催過去8年の脚質傾向です。
これを見ると追い込み馬でさえ複勝率12％台で4圏内、逆に逃げ馬も3圏内で脚質で大きな有利不利は無さそう。
ただ上り1位馬だけはかなりの好成績です。
しかし前走脚質から見ると意外とそれが反映されていなく、前走上りが速かった馬が好成績という訳でもありません。
そこで好走条件を調べていくと…
① 前走海外遠征馬を除く脚質先行・差し
② 関西馬
③ 7歳以下
④ 前走間隔15週以内
⑤ 前走G2クラス以上出走馬
この①～⑤の条件で(3・2・3・3)複勝率72,7％になります。
この条件に該当する馬は
ボッケリーニ
マリアエレーナ
以上2頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が2013年以降の阪神開催過去8年の枠順傾向です。
これを見ると多頭数が少ないレースからか、13番ゲート以降からの好走馬がいません。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると更に傾向は加速して、好走馬は10番ゲートまで。
ちなみに11番ゲート以降に入った4番人気以内馬の成績は(1・1・0・5)複勝率28,6%で人気馬としてはかなり悪い数字です。
上記のデータを考慮して
1～10番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
2018年以降の阪神開催過去3年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ステイゴールド系
・ミスプロ系
です。
ステイゴールド産駒が3圏内ですがリピーターという訳でもない。
またミスプロ系の複勝率は40％を超えています。
今回の該当馬は
アドマイヤハダル
インダストリア
カラテ
ソーヴァリアント
ディアマンミノル
ボッケリーニ
マイネルファンロン
ワンダフルタウン
以上8頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2013年以降の過去10年分のもので1～4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤部分は強調部分として色分けしています。
① 前走OPクラス以上
② 前走4着以下
今回の予想オッズは5強構成となっているので、上位人気馬は5番人気までとします。
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ソーヴァリアント
マリアエレーナ
以上2頭です。
不思議なことに上位人気に支持された馬は前走凡走した馬の方が好成績。
前走4着以下に敗れた当日4番人気以内馬の複勝率は62,5％になります。
逆に前走3着以内だった当日4番人気以内馬の複勝率は18,8％になります。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走一桁着順
先程も言ったように5強オッズになっているので、6番人気以下を穴馬として扱います。
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
アドマイヤハダル
インダストリア
マイネルファンロン
モズベッロ
以上4頭です。
非常にシンプルな条件ですが、今回は前走二桁着順馬が多く対象馬も絞れました。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は14,6%です。
・前走敗戦馬の着差1,6秒以上(0・0・0・22)複勝率0%
・前走から斤量増馬(0・0・0・17)複勝率0%
・前走脚質追い込み(0・0・1・21)複勝率4,8%
・前走G1出走馬を除く距離2100m以上(0・0・0・12)複勝率0%
今回は5強オッズになっているので6番人気以下を穴馬として扱います。
このデスデータを全て突破した馬は
アドマイヤハダル
スカーフェイス
以上2頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(B)
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(B) ？？？？？
過去には2000ｍG1で4着、3走前にはカラテとタイム差なしの勝負をしている馬。
長期休養明けから今回が3戦目でソロソロ本来持っている能力を発揮してきそうな頃。
正直鞍上で消したくなるところだが、穴で一番見所があるのはやはりこの馬だと思う。
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