このレースは中京競馬場で行われる芝1200m戦。
今年のメンバーを見ると抜けた馬というのはいないですが、好メンバーが揃った印象。
良い意味で大混戦ですね。
どの馬から入った方が良いのか迷いに迷いそうですが、こういう時はとりあえず安定のナムラクレアかな?
週末まで迷いそうです。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると狙うべきは先行・差し。
そして好走馬の殆どが上り4位以下。
但し上り6位以下の好走数は多いものの複勝率は良くない。
そこで海外競争だった以外の馬で好走した27頭を見てみるとその内23頭が…
① 前走4角10番手以内
ナランフレグのような極端な後方待機馬も過去には好走していますが、基本的にはある程度位置を取っている馬が良い。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
② 6歳以下
③ 前走5着以内 且つ 4番人気以内、但し4着以下馬は3番人気以内
④ 前走馬体重482キロ以上
⑤ 前走距離1200~1400m
⑥ 栗東所属騎手
この条件で(5・4・2・7)複勝率61,1%になります。
この条件に該当する馬は
ママコチャ
ルガル
以上2頭です。
*除外対象馬と海外馬ビクターザウィナーは対象に入っていません。
脚質傾向からはズレるが、前走海外遠征馬で好走した馬の特徴も調べてみたい。
① 前走距離1200mで2着以内
サンプル数は少ないが(2・0・0・1)となる。
海外馬ビクターザウィナーが該当する。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると9番ゲート以内が優秀。
昨年は不良馬場の差し決着で外枠から好走馬が出ましたが、基本的には内枠重視でしょうか。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見るとフラットな気がしますが、10番ゲート以降から好走した穴馬5頭を見るとその内3頭が初角3番手以内通過。
基本的には内・前と考えるのが妥当でしょうか。
上記のデータを考慮して
1~9番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ストームキャット内包種牡馬
又は
母父or母母父に
・ダンチヒ系
・ロベルト系
です。
上記の条件で好走馬が毎年2頭以上出ています。
今回の該当馬は
シャンパンカラー
ソーダズリング
テイエムスパーダ
ナムラクレア
ビクターザウィナー
マッドクール
メイケイエール
ロータスランド
以上8頭です。
*除外対象馬とは対象に入っていません。
2020年はクリノガウディーの1着降着により、確定した着順はモズスーパーフレア1着・グランアレグリア2着・ダイアトニック3着となります。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走阪急杯で1着 or 1番人気 且つ 4角4番手以内
② 前走シルクロードS・京都牝馬Sで1着 or 1番人気 且つ 上り4位以内
③ 前走海外遠征馬
今回はトウシンマカオ・ナムラクレア・ママコチャ・ルガルを上位人気馬として扱います。
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ナムラクレア
以上1頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走オーシャンステークス・シルクロードステークス出走馬
② 前走6着以内 or 5番人気以内
③ 前走4角5番手以内 or 上り6位以内
今回はトウシンマカオ・ナムラクレア・ママコチャ・ルガル以外を穴馬として扱います。
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
ビッグシーザー
以上1頭です。
*除外対象馬と海外馬ビクターザウィナーは対象に入っていません。
昨年こそ前走阪神カップ組が1頭来ましたが、穴で狙うならオーシャンステークスかシルクロードステークスの決め打ちでも良いレベルです。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は7,7%です。
・前走9着以下(0・1・0・44)複勝率2,2%
・前走敗戦馬の着差1,4秒以上(0・0・0・13)複勝率0%
・前走から斤量増減なし(0・0・0・28)複勝率0%
・前走馬体重483キロ以下(0・0・0・47)複勝率0%
・前走距離1200m以外(0・1・0・46)複勝率2,1%
今回はトウシンマカオ・ナムラクレア・ママコチャ・ルガル以外を穴馬として扱います。
このデスデータを全て突破した馬は
ビクターザウィナー
ビッグシーザー
マッドクール
マテンロウオリオン
以上4頭です。
*除外対象馬は対象に入っていません。
前走馬体重は特に重要項目ではないでしょうか。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(A) ?????
この馬はとにかくスタートが速く、仮に外枠発走でも問題ないだろう。
しかも控えても問題なく、調教でも控える競馬を試みている。
情報が少なく未知数な部分は多いが、少なくとも3走前に対戦した相手を考えると上位勢に割って入るくらいの能力があるかもしれない。
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