今回は青葉賞2021の過去データ消去法と枠順・脚質・血統傾向の記事です。
このレースは東京競馬場で行われる芝2400m戦。
現時点の想定オッズでは完全な2強となっていますが、そんなにスンナリ決まりますかね?
なにせ過去10年で5番人気以下が5勝もしているレースです。
頭は人気馬から入るのがスタイルなのでバカ荒れは困りますが、ヒモ荒れに期待して予想していきます。
現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
まずは脚質傾向から見ていきます。
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると勝ち馬10頭中8頭が上がり2位以内。
複勝率をみても差し馬が一番高く、基本的には後方勢有利なレースだと思います。
そこ辺りに注目して好走しそうな馬を探していきます。
まず上がり2位以内で勝った馬は8頭いますが、その8頭中7頭に該当する条件は
前走500万クラス距離2200m以上で1着 且つ 上り1位
重賞で上り2位以内経験あり 又は OPクラスで上り1位経験あり
この2つの条件どちかに該当する馬はアオイショー・キングストンボーイ・リーブルミノル・ワンダフルタウンの4頭。
頭狙いならこの4頭から選びたい。
次に圏内馬30頭中半数以上を占める差し馬に注目すると、圏内に入った18頭中16頭が該当するのが以下のデータ。
前走500万クラス距離2200m以上2着以内 且つ 5番人気以内 且つ 上り3位以内
前走OPクラス以上で4番人気以内 且つ 初角5番手以下or4角5番手以下
この2つの条件どちらかに該当するのはアオイショー・モンテディオ・リーブルミノル・ワンデイモアの5頭。
脚質傾向的には上記で挙げたアオイショー・キングストンボーイ・モンテディオ・リーブルミノル・ワンデイモア・ワンダフルタウンの6頭には注目しています。
次は枠順傾向です。
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると11番ゲート以降からは勝馬無し。
複勝率で見ると14番ゲート以降はかなり劣勢です。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると13番ゲート以降からは穴馬は僅か1頭。
外枠はやはり不利と言えるでしょう。
上記のデータを考慮して
1~12番ゲート有利
と判断します。
次に血統傾向です。
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
又は
・グレイソブリン内包馬
です。
基本的にはトニービンを代表とするグレイソブリン内包馬が好走傾向にあります。
東京2400mと言えばやはりこの血統ですね。
今回は該当馬が多いので非該当馬を載せます。
アオイショー
アランデル
ゲヴィナー
テーオーロイヤル
テンカハル
バーボンハイボール
マテンロウエール
リーブルミノル
レッドヴェロシティ
以上9頭です。
次に消去法です。
消去法は上位人気馬消去法と穴馬消去法に分けています。
まずは上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走重賞で3着以内or2番人気以内
又は 前走500万クラス以上距離2200m以上で1着 且つ 2番人気以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去10年で10回。
そしてその10回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は10回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
アオイショー
ワンダフルタウン
以上2頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
次に穴馬消去法です。
穴馬とは5番人気以下を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は5番人気以下で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走500万クラス以上
② 前走距離2200m以上
③ 前走3着以内 且つ 上り4位以内(但し3番人気以下の馬は1着に限る)
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
5番人気以下の馬が圏内に来た年は過去10年で9回。
そしてその9回中、上記の条件で5番人気以下の馬が来た年は8回です。
今回の想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
モンテディオ
リーブルミノル
レッドヴェロシティ
以上3頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
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最後に現時点での穴馬候補2頭を発表します。
それはこの馬(A)(B)☟
(A) ?????
血統傾向で紹介したグレイソブリン内包馬だが、この馬は父方・母方の両方にその血を持っている。
あとこの馬の持ち味はとにかく崩れないこと。
勝ち切れないが新馬でも未勝利でも1勝クラスでもOPクラスでも常に圏内は確保する。
血統傾向以外の項目でも名前が挙がった馬という点も買い材料です。
(B) リーブルミノル
距離を2200m以上に伸ばしてから急に成績が安定してきた。
脚質傾向・穴馬消去法でも推した馬で、このレースとはかなり相性が良いアザレア賞勝ち馬。
鞍上は昨年の当レースでヴァルコスを2着に持ってきた三浦騎手。
今年も期待しています。
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