今回は関屋記念2020の上位人気馬過去データ消去法と脚質・血統傾向の記事です。
このレースは新潟競馬場で行われる芝1600m戦。
2年前の覇者プリモシーンや高松宮記念で惜しくも降着となったクリノガウディー、下位勢も一発ありそうな馬が多く、面白そうなメンバーが集まりました。
現在のnetkeibaさん想定オッズは以下の通りです。
まずは脚質傾向から見ていきます。
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると複勝率では逃げ・先行有利。
だが上り1・2位を繰り出せそうな馬なら後方勢でも十分勝負になりそうです。
そこでまずは先行勢に注目。
過去10年で圏内に入った逃げ・先行馬14頭中13頭に該当する条件は
・近3走中2戦以上4角5番手以内 且つ 前走G1出走馬or前走5番人気以内
これに該当する今回の出走予定馬は
アストラエンブレム・クリノガウディー・ジャンダルム・トロワゼトワルの4頭です。
先行勢ならこの4頭に注目したいところです。
今度は後方勢に注目すると
過去10年で圏内に入った上り1・2位馬11頭中9頭に該当する条件は
・前走初角8番手以下で上り4位以内
これに該当する今回の出走予定馬は
エントシャイデン・サトノアーサーの2頭です。
上り1位・2位になりそうな馬を選ぶならならこの2頭に注目です。
次に血統傾向です。
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
今回の推奨血統は
父に
・ハーツクライ
・ディープインパクト
・ステイゴールド
です。
複数回絡んでいるスニッツェル産駒のヤングマンパワーやキンカメ産駒のダノンリバティは血統というよりリピーターと考えているので対象から外しました。
今回の該当馬は
エントシャイデン
サトノアーサー
プリモシーン
プロディガルサン
以上4頭です。
次に上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 6歳以下
② 前走マイルG1出走馬 又は 前走距離1400m以上で2着以内or2番人気以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去10年で10回。
そしてその10回中、上記条件で4番人気以内の馬が来た年は9回です。
今回の該当馬は
サトノアーサー
プリモシーン
以上2頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)☟
血統傾向・脚質傾向でも取り上げた馬です。
馬券は外れたが、前走も穴馬に指名した馬。
昨年は同レースで敗れたが、今年は昨年とは勢いが違う。
外枠に入ったら勝負ですね。
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