このレースは京都競馬場で行われる芝1200m戦。
重賞に格上げされてから今年で6年目となりますが、5年連続で9番人気以下の穴馬が好走しているレースでもあります。
ビッグシーザーという強そうな馬もいますが、ガチガチ決着にはならないと思います。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が重賞に格上げされてからの京都開催過去3年分の脚質傾向です。
これを見ると追い込み馬は劣勢で逃げ馬の成績が断トツです。
ところが前走脚質を見てみると好成績なのは…
① 前走脚質先行・差し
前走逃げた馬の成績は良くない。
ここからさらに好走条件を加えると…
② キャリア4~7戦
③ 前走敗戦馬の着差1.3秒以内
④ 前走4番人気以内
この条件①~④で(2・3・1・3)複勝率66,6%になります。
この条件に該当する馬は
カンチェンジュンガ
タツダイヤモンド
ビッグシーザー
ルガル
以上4頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が重賞に格上げされてからの京都開催過去3年分の枠順傾向です。
これを見ると内なら7番ゲートまで、外なら12番ゲート以降で中枠付近が良くない。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見るとかなり極端な傾向ですね。
これを見る限り外枠から好走できるのは人気馬だけ。
穴馬なら5番ゲートまで、人気馬も含めるなら7番ゲートまでが良いですね。
上記のデータを考慮して
1~7番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
重賞に格上げされてからの京都開催過去3年分の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・トニービン内包種牡馬
又は
父or母父に
・ナスルーラ系
です。
とにかくこのレースはナスルーラ系の好走率が半端なく高いです。
特にサクラバクシンオー持ちは注意です。
今回の該当馬は
アームズレイン
カンチェンジュンガ
ビッグシーザー
ブーケファロス
ルガル
以上5頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2018年以降の過去5年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走桜花賞出走馬
② 前走OPクラス以下で5番人気以内で1着 且つ 4角4番手以内
③ 前走重賞で2番人気以内 且つ 4角4番手以内
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件①or②or③に該当する馬は
モズメイメイ
ルガル
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走橘ステークス・マーガレットステークスで上り3位以内 or 4角2番手以内
② その他路線組で前走1着 且つ 上り3位以内 or 4角2番手以内
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件①or②に該当する馬は
アンビバレント
カンチェンジュンガ
タツダイヤモンド
テラステラ
トールキン
ブーケファロス
以上6頭です。
やはり穴馬を狙うならまずは前走橘ステークス・マーガレットステークス組は押さえておきたいですね。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去5年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は12,9%です。
・キャリア4~8戦以外(0・0・0・13)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差1,5秒以上(0・0・0・12)複勝率0%
・前走7番人気以下(0・1・0・27)複勝率3,5%
・前走4角10番手以下(0・0・0・10)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
アンビバレント
カンチェンジュンガ
タツダイヤモンド
トールキン
ブーケファロス
ペースセッティング
以上6頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(C)
ここを☟クリック
(C) ?????
脚質・血統・穴馬消去法推奨馬でデスデータ突破馬。
全ての項目で通過した穴馬はこの馬だけ。
前走は出脚がつかなかったが上り最速で快勝。
この馬は前で競馬をするより控えた方が持ち味が活きるように思える。
今回は先行勢も多く流れが向けばチャンスは十分あると思う。
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