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菊花賞2023予想 過去データ消去法と脚質・枠順・血統傾向

このレースは京都競馬場で行われる芝3000m戦。

現時点の予想オッズは3強構成ですが、そこまで差があるか?というのが個人的な感想。

先週の秋華賞はガチガチに堅いレースでしたが、今週はもう少し楽しめそうな気がします。

 

そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。

 

 

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。

(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。

 


脚質傾向データ 」

以下が2013年以降の京都開催過去8年分の脚質傾向です。

 

 

これを見ると8勝全てが上り3位以内。

逆に最悪なのが上り6位以下で102頭中2頭しか圏内に来ていない。

上り性能に長けた馬が優勢と思われますが前走脚質を見てみると…

① 前走上り3位以内
② 前走4角13番手以内

 

やはり上りの脚は必要で前走上り3位以内で圏内に入った馬は全体の85%以上になります。

ただ極端に後方からだった馬はダメですね。

ここから更に好走率の高い条件を付け加えると…

③ 前走3着以内
④ 前走馬体重460~506キロ
⑤ キャリア9戦以内
⑥ 前走G2・G3出走馬

 

この条件①~⑥で(7・4・3・8)複勝率63,6%になります。

 

この条件に該当する馬は

 

サトノグランツ
ソールオリエンス
ノッキングポイント

 

以上3頭です。

 


枠順傾向データ 」

以下が2013年以降の京都開催過去8年分の枠順傾向です。

 

 

これを見ると15番ゲート以降の複勝率が明らかに悪い。

長距離で終始外を回る馬は厳しいということでしょう。

 

今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。

 

 

穴馬で見ると14番ゲートの複勝率が異常に高いが15番ゲート以降になるとサッパリ。

全体傾向と共通して言えるのは大外枠付近は厳しいということ。

 

上記のデータを考慮して

 

15番ゲート以降不利

 

と判断します。

 


血統傾向データ 」

以下が京都開催直近5年と阪神開催近2年の血統傾向です。

桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)

水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

 

 

ディープインパクト祭りですがもはやディープインパクト産駒は過去のもの。

そこでディープインパクト産駒を除外すると…

 

 

今回の推奨血統は

父に

・ロベルト系(モーリス産駒は除く)
・キングカメハメハ系

です。

長距離と言えばハーツクライ系・ステイゴールド系ですが、菊花賞での複勝率で言えば実は全く大したことがない。

圧倒的に好走率が高いのはロベルト系。

ただロベルト系でもモーリス産駒は流石に対象外とします。

そしてキングカメハメハ系もロベルト系には及ばないがソコソコ好走しています。

 

今回の該当馬は

 

ウインオーディン
シーズンリッチ
ドゥレッツァ

 

以上3頭です。

血統だけで言えばエピファネイア産駒のウインオーディンは注目ですね。

 


消去法データ 」

消去法は2013年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法5番人気以下の穴馬消去法に分けています。

またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。

 

まずは上位人気馬消去法です。

黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 前走神戸新聞杯・セントライト記念で3着以内 且つ 上り4位以内

 

現時点の予想オッズは3強となっています。

ただドゥレッツァは父ドゥラメンテで鞍上ルメール騎手で4連勝中。

人気になる要素が多そうなのでドゥレッツァを4番人気想定とします。

予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は

 

サトノグランツ
ソールオリエンス

 

以上2頭です。

 

次に穴馬消去法です。

黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 前走神戸新聞杯・セントライト記念出走馬は3着以内 且つ 上り3位以内 or 4角4番手以内
② 前走神戸新聞杯・セントライト記念を除く重賞出走馬は3着以内で上り1位
③ 前走2勝クラス出走馬は距離2200m以上で2番人気以内で1着 且つ 上り2位以内 or 4角3番手以内

 

予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は

 

サヴォーナ
ファントムシーフ
リビアングラス

 

以上3頭です。

 


デスデータ 」

このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。

対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は9,3%です。

 

・キャリア6~8戦以外(1・1・0・68)複勝率2,9%
・前走間隔4~9週以外(1・0・0・26)複勝率3,7%
・前走6着以下(0・1・0・49)複勝率2,0%
・前走敗戦馬の着差1,2秒以上(0・0・0・20)複勝率0%
・前走9番人気以下(0・0・0・26)複勝率0%
・前走馬体重462~496キロ以外(1・1・0・53)複勝率3,6%
・前走脚質逃げ・マクリ(0・0・0・16)複勝率0%

 

このデスデータを全て突破した馬は

 

ノッキングポイント
ハーツコンチェルト

 

以上2頭です。

ノッキングポイントが残りましたが気になるのは父がモーリス。

モーリス産駒で3000m超えの距離を走った馬は調べた限りでは1頭もいない。

距離適性は走ってみなければ分かりませんがやや不安ですね。

 


最後に現時点での穴馬候補を発表します。

それはこの馬(A)

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(A) ?????

この馬が嫌われる材料は多分左回り。

ただ前走敗退後でも鞍上は「左廻りと比べて右廻りが苦手だとは思えません」とコメント。

左回りで人気が落ちるようならこの馬をまず穴馬1頭目に挙げたい。

前走の敗戦は終始外々を走る競馬で枠順とコース取りの差がでただけ。

決して悲観する程の敗戦ではなく、血統的にも距離が延びればプラス材料になりそう。

春競馬で能力も証明されており、予想オッズくらいの人気ならお買い得かも?

 


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