今回は紫苑ステークス2020の上位人気馬過去データ消去法と脚質・血統傾向の記事です。
このレースは中山競馬場で行われる芝2000m戦。
重賞に格上げされて今年で5年目です。
例年通りだと春のクラシック勢が優勢ですが、今年はどうなるでしょうか。
現在のnetkeibaさん想定オッズは以下の通りです。
まずは脚質傾向から見ていきます。
以下が重賞に格上げされた2016年以降の脚質傾向です。
開幕週の中山となると逃げ・先行が有利だと思いますが、複勝率で見ると意外にも差し馬までは差がない。
ただ追い込み馬はかなり苦戦を強いられています。
そこで追い込み馬に注目してみました。
前走追い込み脚質だった馬が本レースで圏内に来たのは過去4年の対象馬12頭中1頭だけ。
これに該当するのは抽選馬を除けばチェーンオブラブ・マジックキャッスル。
穴馬としては有力候補であるこの2頭が該当してしまいました。
狙っていた馬だけにちょっと悩み所です。
次に血統傾向です。
以下が重賞に格上げされた2016年以降の傾向です。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
・ノーザンダンサー系
又は
母父に
・ノーザンダンサー系
又は
・グレイソブリン内包馬
です。
ちなみに昨年2頭絡んだ種牡馬ルーラシップはグレイソブリンの血を受け継いでいます。
今回の該当馬は
クロスセル
スカイグルーヴ
ストリートピアノ
チェーンオブラブ
パラスアテナ
ホウオウエミーズ
マジックキャッスル
ラヴユーライヴ
レッドルレーヴ
以上9頭です。
今回の抽選馬は9分の1頭しか出走できないので対象に入れていません。
次に上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
以下が重賞に格上げされた2016年以降の1~3着馬の結果です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走オークスで5着以内 又は 重賞3着以内 又は 1着馬
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去4年で4回。
そしてその4回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は4回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ウインマイティー
シーズンズギフト
以上2頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)☟
スタートがカギだが、素質だけは最上位。
新馬は重馬場で負けたというより、出遅れでの敗戦。
2・3戦目はゲートで落ち着きは無かったが、何とか無事にスタートして2連勝。
穴っぽいところが脚質や週末の雨予報で不安があるだけに、まともなスタートさえ切ってくれればこの馬にもチャンスはあるはず。
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