このレースは京都競馬場で行われる芝2000m戦。
馬券の中心は何と言ってもカムニャックでしょう。
ただ今年の牝馬路線は結構荒れていて、2025年3歳牝馬限定重賞で1番人気馬の成績は(1・2・1・6)で決して盤石とは言えない。
個人的にはこの馬かなという気もしますが過信は禁物ですね。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法とデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。

これを見ると差し馬の成績が断然良い。
上りを見ても3位以内が良さそう。
前走脚質を見ても同じような傾向で…
① 前走脚質差し・追い込み
② 前走上がり3位以内
③ 前走重賞出走馬
④ 前走4着以内
⑤ 前走馬体重489キロ以下
⑥ 前走から斤量2キロ以上増馬は除く
これで(7・4・3・11)複勝率56,0%になります。
今回の該当馬は
カムニャック
ジョスラン
セナスタイル
以上3頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。

これを見ると複勝率では14番ゲート以内が良さそう。
ただ連対率だと5~14番ゲートですね。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。

穴馬で見ると内過ぎず外過ぎずが良く、4~14番ゲートが良い。
上記のデータを考慮して
4~14番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
以下が京都開催直近5年の傾向です。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

これを見ると2020年以前はディープ産駒が圧倒的でしたが、もはや存在しないのでこれを除くと…

今回の推奨血統は
父に
・エピファネイア
・ダイワメジャー系
又は
母父に
・キングカメハメハ
・ディープインパクト
です。
ディープ産駒が強かったこともあり、母父にもクラシック血統であるディープ産駒・キンカメ産駒の複勝率は30%で好調です。
また新種牡馬アドマイヤマーズはダイワメジャー系なので期待込めて推奨します。
今回の該当馬は
エリカエクスプレス
エンブロイダリー
ケリフレッドアスク
ジョスラン
テレサ
ビップデイジー
ランフォーヴァウ
ルージュソリテール
以上8頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2015年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。

① 前走オークス・ローズS・紫苑S出走馬
② 前走3着以内
③ 前走馬体重499キロ以下
④ 前走ローズS・紫苑S出走馬は過去にクラシックで3着以内の経験あり 又は クラシック未出走馬で前走上がり2位以内で2着以内
これで(9・5・4・3)複勝率85,7%になります。
現時点の予想オッズを見ると3強構成となっているので、予想オッズ3番人気以内馬を上位人気馬として扱います。
予想オッズ3番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
カムニャック
以上1頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。

① 前走距離1800m以上のG2以下出走馬
② 前走馬体重420~489キロ
③ 3月以前生まれ
④ 前走4角10番手以内
⑤ キャリア6~9戦
⑥ 前走OP以下出走馬は1番人気で1着 且つ 上り2位以内
⑦ 前走重賞出走馬は前走6番人気以内で7着以内 且つ 敗戦馬の着差0,7秒以内 且つ 上り8位以内
これで(0・3・5・3)複勝率72,7%になります。
現時点の予想オッズを見ると3強構成となっているので、予想オッズ4番人気以下馬を穴馬として扱います。
予想オッズ4番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
該当馬無し
以上0頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は6,9%です。
・4月以降生まれ(0・1・0・50)複勝率2,0%
・キャリア6~9戦以外(0・0・0・47)複勝率0%
・前走馬体重420~489キロ以外(0・0・0・17)複勝率0%
・今回明け(10週以上)4戦目以降(0・0・0・16)複勝率0%
・前走間隔11週以上(0・0・0・23)複勝率0%
・前走4角11番手以降(0・0・0・23)複勝率0%
・前走距離1700m以下(0・0・0・6)複勝率0%
・前走OPクラス以下で1番人気で1着馬以外(0・0・0・23)複勝率0%
・前走G1出走馬(0・0・0・14)複勝率0%
・前走G2・G3で6番人気以内で7着以内馬以外(0・0・0・17)複勝率0%
現時点の予想オッズを見ると3強構成となっているので、予想オッズ4番人気以下馬を穴馬として扱います。
このデスデータを全て突破した穴馬はいませんでした。
よって10項目中9項目を突破した穴馬を挙げておきます。
グローリーリンク
ダノンフェアレディ
テリオスララ
テレサ
ビップデイジー
マピュース
ヴーレヴー
以上7頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
ここを☟クリック
(A)(B) ?????
過去10年の5番人気以下の成績は(0・4・5・122)だが、基本馬連勝負なので狙いたいのは2着以内馬。
2着以内馬に的を絞ると特徴的な条件があり…
① 前走馬体重420~450キロ(0・4・0・36)
ここから更に絞り込むと…
② キャリア6~7戦
③ 前走OPクラス以下出走馬は前走1番人気で1着 且つ 上り2位以内
④ 前走重賞出走馬はノーザンファーム・社台ファーム生産馬で前走5着以内 且つ 4角10番手以内
これで(0・4・0・1)複勝率80%になる。
今回この条件に該当する馬が2頭存在したので2頭とも週中推奨穴馬とする。
コメントを残す