このレースは福島競馬場で行われる芝1800m戦。
ハンデ戦ではないですが、とにかく荒れるレースです。
二桁人気馬の好走も多いレースなので、荒れる前提で馬券を狙ってみるも良いかもしれません。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2014年以降の新潟開催を除く過去9年の脚質傾向です。
これを見ると追い込み・上り6位以下の複勝率が悪いが、好走数や勝ち数はソコソコあるので要らないとも言えない。
そこで前走脚質を見てみると特に挙げる程の特徴がない。
しかしクラス別に脚質傾向を調べてみると…
① 前走3勝クラスで上り2位以内 且つ 先行・差し
この条件で(0・2・1・0)複勝率100%になります。
この条件に該当する馬は
該当馬無し
以上0頭です。
次いで…
① 前走OPクラス以上で上り3位以下 且つ 先行・差し
② 前走敗戦馬の着差0,5秒以内
③ 前走馬体重460キロ以上
④ 前走8着以内
この条件で(5・5・2・8)複勝率60,0%になります。
この条件に該当する馬は
コスタボニータ
シンリョクカ
以上2頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が2014年以降の新潟開催を除く過去9年の枠順傾向です。
これを見ると勝ち馬の殆どが8番ゲート以内、複勝率では9番ゲート以内が良いでしょう。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると外枠も捨てきれないが、8番ゲート以内の好走率が高い。
上記のデータを考慮して
1~8番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
2019年以降の新潟開催を除いた過去4年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
・ルーラーシップ
・ステイゴールド系
又は
母父に
・ノーザンダンサー系
です。
特に母父ノーザンダンサー系の好走率は43,8%でかなり優秀です。
今回の該当馬は
ウインピクシス
エリオトローピオ
カヨウネンカ
トーセンローリエ
ライトクオンタム
ラリュエル
以上6頭です。
2018年以前は父メイショウサムソンの血統がかなり優秀でしたが、トーセンローリエは母父にノーザンダンサー系のメイショウサムソンを持っています。
長期休養明けですが血統的には押さえても面白いかもしれません。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走中山牝馬ステークス出走馬
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
コスタボニータ
シンリョクカ
以上2頭です。
非常にシンプルな条件ですが、とにかく前走中山牝馬ステークス出走馬は無視できません。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走G3出走馬
② 前走OPクラス以下で7番人気以内 且つ 4角4番手以内
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件①or②に該当する馬は
エミュー
エリカヴィータ
タガノパッション
トーセンローリエ
フィールシンパシー
ライトクオンタム
以上6頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は12,2%です。
・前走OPクラス以下の前走脚質差し・追い込み・マクリ(0・0・0・19)複勝率0%
・前走重賞出走馬で2着以下の関東馬(0・0・1・30)複勝率3,2%
バカ荒れするレースなので、これといったデスデータがありませんでした。
このデスデータを全て突破した馬は
タガノパッション
ピンクジン
ライトクオンタム
ラリュエル
以上4頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(C) ?????
今のところ枠順次第では頭固定も考えている1頭。
今回のメンバーで決め手にかけてはトップクラス。
近2走は軽ハンデで善戦しているが、別定戦でも十分勝負になると思う。
このレースの王道ステップレースを経由してきた馬で、データ的にも合致する部分が多い。
初コースだがこの馬には合いそうな気がする。
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