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皐月賞2023予想 過去データ消去法と脚質・枠順・血統傾向

このレースは中山競馬場で行われる芝2000m戦。

牡馬クラシックの第一弾です。

予想オッズを見ると大混戦ですね。

どの馬にもチャンスがありそうで、人気馬と穴馬の境目があまりない。

でもこういうレースは下位人気馬が来ても意外と配当もソコソコというパターンが多い気がする。

それでも誰もが注目しているレースだと思うので、低回収率でも当てたいですね。

 

そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。

 

 

それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。

(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。

 


脚質傾向データ 」

以下が中山競馬場改修工事後の過去8年の脚質傾向です。

 

 

これを見ると決まり手はほぼ先行or差しです。

やはりあまり後ろから競馬をするようでは厳しい。

そこでまず前走前目で競馬した馬の好走条件として…

 

① 前走重賞出走馬
② 前走上り4~7位で4着以内 且つ 5番人気以内
③ 前走4角2番手以内の逃げ・先行馬

 

この条件で(2・2・2・3)複勝率66,6%になります。

この条件に該当する馬は

 

タスティエーラ
ファントムシーフ

 

以上2頭です。

ポイントは極端に上りが速くないところです。

 

次いで後方勢の好走条件を探してみると…

 

① キャリア3戦以内の前走重賞出走馬
② 前走上り1位で1着
③ 前走4角8番手以内

 

この条件で(2・2・2・4)複勝率60,0%になります。

この条件に該当する馬は

 

ソールオリエンス
ベラジオオペラ

 

以上2頭です。

 


枠順傾向データ 」

以下が中山競馬場改修工事後の過去8年の枠順傾向です。

 

 

これを見ると7番ゲートの異常な好走率を除けば内外で大きな差はない。

 

今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。

 

 

穴馬で見ると内枠の好走率が悪いですね。

昨年も14番ゲートから5番人気ジオグリフが穴をあけましたね。

穴馬に限っては外枠の方が良いかもしれません。

 

上記のデータを考慮して

 

10番ゲート以降有利(穴馬限定)

 

と判断します。

 


血統傾向データ 」

過去5年の傾向は以下の通りです。

桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)

水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)

 

 

今回の推奨血統は

・トニービン内包馬

です。

5年連続でトニービン内包種牡馬が連続好走中。

近2年では6頭中4頭がトニービン持ちです。

 

今回の該当馬は

 

グリューネグリーン
タッチウッド
フリームファクシ
ホウオウビスケッツ

 

以上4頭です。

*除外対象場は入れていません。

 


消去法データ 」

消去法は2013年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法5番人気以下の穴馬消去法に分けています。

またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。

 

まずは上位人気馬消去法です。

黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 前走重賞出走馬
② 前走上り2位以内で2着以内

 

2013年は該当馬はいませんでしたが、2014年以降からは必ず該当馬が1頭以上はいます。

予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は

 

ソールオリエンス
フリームファクシ

 

以上2頭です。

ただこの2頭は前走京成杯ときさらぎ賞。

王道ローテでないのは気になります。

 

次に穴馬消去法です。

黄色部分は5番人気以下馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。

 

 

① 前走距離1800m以上
② 前走重賞で5着以内 且つ 6番人気以内
③ 前走上り7位以内 且つ 4角7番手以内 

 

予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は

 

タスティエーラ
ベラジオオペラ
ワンダイレクト

 

以上3頭です。

大混戦なので本当に穴馬と言えそうなのはワンダイレクトですかね。

 


デスデータ 」

このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。

対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は8,3%です。

 

・キャリア4~5戦以外(0・0・1・64)複勝率1,5%
・前走6着以下(0・0・0・25)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差0,6秒以上(0・0・0・29)複勝率0%
・前走7番人気以下(0・0・0・29)複勝率0%
・前走馬体重465キロ以下(0・0・0・27)複勝率0%
・前走4角8番手下(0・0・0・43)複勝率0%
・前走OPクラス以下馬(0・0・1・39)複勝率2,5%
・前走距離1800~2000m以外(0・0・0・18)複勝率0%

 

このデスデータを全て突破した馬は今回いませんでした。

よって8項目中7項目突破した馬を挙げておきます。

 

グリューネグリーン
ショウナンバシット
タスティエーラ
タッチウッド
ベラジオオペラ
ホウオウビスケッツ
ラスハンメル

 

以上7頭です。

 


最後に現時点での穴馬候補を発表します。

それはこの馬(A)

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(A) ?????

前走は出遅れ最後方から先頭に立って粘り込み2着という無茶苦茶な競馬。

だが逆に能力が高いところを見せてくれた。

難点は行きたがる気性だが、今回乗り替わりの騎手とは手が合っているように思う。

前走まともに走っていたらどうなっていただろうという期待感がある楽しみな1頭です。

 


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