このレースは東京競馬場で行われる芝1800m戦。
今年は登録馬が10頭とかなり少なめ。
ハッピーアワーは何故出走するのか意味が分かりませんが、この馬を除けば実質9頭立てです。
荒れる要素は低いですが、だからと言って1~4番人気以内の馬券なんて買う気もないし…
競馬に絶対は無いと信じて穴馬で勝負します。
そして現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見るとまず注目は複勝率50%の逃げ馬。
ただ逃げ馬の好走率が高いからと言って後方勢が悪い訳でもなく、追い込み馬が3勝も挙げている。
そこで今回は逃げ馬、そして複勝率69,2%の上り1位馬について調べてみました。
まず逃げ馬だが前走全馬逃げていたわけでもなく、前走脚質からは判断できなかった。
そこで今回の登録馬を見ると、前走逃げた馬はレッドベルオーブのみ。
ただこの馬の場合デビュー以来初の逃げでした。
逆にノースブリッジに関しては前走控えたものの基本的には逃げ馬で、今回のメンバーの中で唯一の逃げ馬と言っていいでしょう。
よって逃げ馬に注目するなら…
ノースブリッジ
以上1頭です。
次いで上り1位馬について調べてみると圏内に入った9頭中7頭が…
① 前走初角5番手以下
② 前走G1レースで上り7位以内
③ 前走古馬混合重賞で2着以内 且つ 上り1位
この条件①+②or③に該当する馬は
サリオス
以上1頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると10番ゲート以内が比較的安定していますね。
そして現時点の登録馬は10頭。
そうなると枠順の有利不利は考えなくてもよさそう。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ても特に枠順で気にすることもないですね。
上記のデータを考慮して
枠順有利不利無し
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
又は
父方に
・トニービン内包種牡馬
又は
母父に
・ノーザンダンサー系
です。
今回は該当馬が多いので非該当馬を載せておきます。
ジャスティンカフェ
ノースブリッジ
ハッピーアワー
以上3頭です。
穴で狙うならジャスティンカフェやノースブリッジは狙い所という人も多いでしょうが、血統傾向的にはマイナスデータですね。
「 消去法データ 」
消去法は2012年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走G1で4着以内 or エプソムカップ1着馬
想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
サリオス
以上1頭です。
過去の上位人気馬で二桁着順から巻き返したのはアンビシャスだけ。
ポタジェとレイパパレは大阪杯1・2着馬ですが前走二桁着順馬。
データ上ではかなりのマイナス要素ですね。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走距離1600~2200m
② 前走牝馬限定戦以外の重賞クラス以上出走馬
③ 前走G1出走馬は上り3位以内
④ 前走G2・G3出走馬は7着以内 且つ 上り5位以内 or 4角3番手以内
想定5番人気以下馬で上記の条件①②+③or④に該当する馬は
ジャスティンカフェ
ノースブリッジ
以上2頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は14,0%です。
・7歳以上(0・0・1・20)複勝率4,8%
・前走間隔4週以内(0・0・0・6)複勝率0%
・前走9着以下(0・0・1・26)複勝率3,7%
・前走敗戦馬の着差1,1秒以上(0・0・0・20)複勝率0%
・前走馬体重461キロ以下(0・0・0・7)複勝率0%
・前走脚質逃げ(0・0・0・6)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
キングストンボーイ
ジャスティンカフェ
ノースブリッジ
以上3頭です。
ちなみに前走OPクラスから圏内に入った5番人気以下の馬は2014年スピルバーグだけ。
後の天皇賞秋勝ち馬です。
前走OPクラス出走のキングストンボーイがその器にあるかどうか…
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)☟
(A) ?????
正直これだけ頭数が少ないと狙う馬も限られてきます。
2択で迷っているのですが現時点ではこの馬ですね。
デビュー以来上り4位以下が僅か1回という決め手勝負の馬。
開幕週ではあるが、脚質傾向でも書いたように後方からでも十分勝負になる。
凡走した2戦が重馬場だったので良馬場開催が望ましい。
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