このレースは東京競馬場で行われるダート1400m戦。
今年のメンバーを見るとまだ底が見えない4歳のエンペラーワケアやサンライズフレイム、古豪のタガノビューティーという3強構成。
堅く収まるような気もしますが、4歳馬2頭はまだ強敵相手の経験がない。
波乱の余地はあると思います。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
このレースはとにかく上り勝負。
後方勢9勝で逃げ馬0勝。
前に行った馬も来てないことはないが重視すべきは差し・追い込み馬でしょう。
そこで前走脚質を見てみると…
(前走地方・海外だった馬はデータ不明のものもあるので中央開催だけを参考とする)
① 前走上り3位以内の前走4角3・4番手の先行馬と追い込み馬
脚質に関しては前走先行馬が4勝しており、前走前で競馬をしていたことは問題ないが3番手以下が望ましい。
また強烈な決め手を武器とする追い込み馬が優秀。
上り4位以下もソコソコ走っているが、重視するならやはり決め手がある馬が良いでしょう。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
② 前走間隔5~12週
③ 前走敗戦馬の着差0,4秒以内
この条件で(5・1・3・3)複勝率75,0%になります。
この条件に該当する馬は
アルファマム
タガノビューティー
以上2頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると満遍なく好走馬が出ていますね。
ただ15・16番ゲートは割引ですかね。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見てもやはり内外から好走馬が出ているが、15・16番ゲートからは好走馬無し。
上記のデータを考慮して
15・16番ゲート不利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父or母父に
・米国産ノーザンダンサー系
又は
母父or母母父に
・ヴァイスリージェント系
です。
昨年こそ上記以外の馬が2頭も好走しましたが、基本的には米国産ノーザンダンサー系が非常に優秀です。
今回の該当馬は
エクロジャイト
オマツリオトコ
サンライズフレイム
タガノビューティー
ヘリオス
ボイラーハウス
以上6頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走上り6位以内
② 前走OPクラス以上で2番人気以内で4着以内
③ 前走チャンピオンズカップ出走馬
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
サンライズフレイム
パライバトルマリン
以上2頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 5~8歳
② 前走チャンピオンズカップ出走馬
③ 前走OPクラス以上で上り5位以内で4着以内
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
アルファマム
フルム
以上2頭です。
今年は前走チャンピオンズカップ出走馬がいなく、前走4着以内の穴馬はこの2頭しかいません。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は7,5%です。
・前走間隔5~11週以外(0・0・1・45)複勝率2,2%
・前走G1出走馬を除く敗戦馬の着差0,5秒以上(0・0・1・45)複勝率2,2%
・前走G1出走馬を除く5着以下(0・0・1・37)複勝率2,6%
・前走G1出走馬を除く10番人気以下(0・0・0・15)複勝率2,2%
・前走4角2番手以内(0・0・0・23)複勝率0%
・前走距離1200m出走馬(0・1・0・34)複勝率2,9%
このデスデータを全て突破した馬は
アルファマム
フルム
以上2頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(A) ?????
根岸ステークスと言えばとにかく決め手勝負。
近12走中11回が上り1位という後方一辺倒な馬で、まさにこの馬にとってはベストな舞台と言えそう。
エクロジャイト・パライバトルマリン・ヘリオスがこの馬向きの流れを作ってくれればチャンスは十分あるのではないか。
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