今回は根岸ステークス2021の上位人気馬過去データ消去法と脚質・血統傾向の記事です。
このレースは東京競馬場で行われるダート1400m戦。
近3年くらいは比較的堅めの決着ですが、今年のメンバーを見ると上位勢も堅軸とまで言い切れない馬が多そう。
穴馬の食い込む余地も十分ありそうなので、希望を持って予想していきたいと思います。
現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
登録馬が多すぎるのでとりあえず20頭まで載せました。
まずは脚質傾向から見ていきます。
以下が過去10年の脚質傾向です。
このレースはとにかく差し・追い込み天国。
勝ち馬の10頭は全て上り3位以内で独占です。
先行して残せるのは実力のある人気馬が殆んどで、やはり上り重視で考えたいと思います。
そこで上り3位以内で圏内入った21頭に共通するデータを調べてみました。
21頭中20頭に共通するデータが以下になります。
東京競馬場1600万クラス以上で上り最速経験有 又は 前走上り最速 且つ 近3走中2走以上上り2位以内経験有
この条件が速い上りを出せる可能性がある馬です。
除外対象馬を除く今回の登録馬ではステルヴィオ・ブルベアイリーデ・ワンダーリーデルの3頭。
対象馬も少ないので馬券に入れて見ても良いかもしれません。
あと除外対象1頭目のデザートストームもこの条件に当てはまるので、出れるようであれば注意しておきたいですね。
次に血統傾向です。
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
今回の推奨血統は
父に
・ノーザンダンサー系
・ミスプロ系
・ナスルーラ系
です。
簡単に言うとサンデーサイレンス系種牡馬には極めて相性が悪いと言えます。
今回の該当馬は
サブノジュニア
ステルヴィオ
スマートセラヴィー
スマートダンディー
ダイメイフジ
テイエムサウスダン
メイショウテンスイ
ヤマニンアンプリメ
レッドルゼル
ワンダーリーデル
以上10頭です。
次に上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 7歳以下の牡馬・セン馬
② 前走距離ダート1200m以上、但し1200mの場合はカペラステークス1着馬
③ 前走チャンピオンズカップ出走馬で一桁着順 又は前走2着以内or2番人気以内
④ 関西馬
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去10年で10回。
そしてその10回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は10回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
タイムフライヤー
以上1頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)☟
想定騎手を見ると勝負できる馬ではないのですが、脚質は間違いなく合っている。
今回のメンバーでは唯一の上り特化馬と言っても良い。
あとは流れさえ速くなってくれれば、ノーチャンスではないかと思います。
このレースは2回挑戦していますが、3度目の正直に期待します。
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