今回は東京スポーツ杯2歳ステークス2020の上位人気馬過去データ消去法と脚質・血統傾向の記事です。
このレースは東京競馬場で行われる芝1800m戦。
3強オッズとなっていますが、キャリアの浅い2歳馬。
簡単に3頭で決まるはずはないと思いつつ、穴馬を探していきたいと思います。
現在のnetkeibaさん想定オッズは以下の通りです。
まずは脚質傾向から見ていきます。
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると逃げ馬の成績は散々。
他の脚質は複勝率ではほぼ互角。
ただ上り1・2位で8勝を挙げているので、そこに注目していきます。
過去10年で上り1・2位だった馬は26頭いて、その内18頭が圏内に入りました。
そこでその18頭に多く共通する事項を調べてみました。
前走新潟開催を除く上り2位以内 且つ 3着以内
この条件で18頭中17頭が該当しました。
該当馬はジュンブルースカイ・ダノンザキッド・プラチナトレジャー・ヴェローチェオロです。
このレースは前走新潟出走組が極めて不振。
2番人気想定のドゥラヴェルデには不安材料です。
次に血統傾向です。
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
又は
母父に
・ノーザンダンサー系
です。
今回はディープ産駒が不参加。
よって対象馬は母父ノーザンダンサー系だけになります。
今回の該当馬は
タイトルホルダー
ダノンザキッド
プラチナトレジャー
以上3頭です。
次に上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
過去10年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走1着
② 前走上り2位以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去10年で10回。
そしてその10回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は10回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ダノンザキッド
ドゥラヴェルデ
以上2頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)☟
新馬戦は掛かり気味で先行して凡走。
2戦目は逆に不良馬場の後方からの競馬。
誰もが終わったと思える位置から差しきった。
馬場が味方したか、展開が味方したかはわからないが、1発あるとしたらこういう馬ではないか。
脚質・血統傾向でも挙げた馬なので、狙ってみたいです。
コメントを残す