今回は札幌記念2021の過去データ消去法と枠順・脚質・血統傾向の記事です。
現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
このレースは札幌競馬場で行われる芝2000m戦。
現時点の予想オッズはラヴズオンリーユーとソダシの牝馬2頭が抜けている。
あくまで叩き台だと思うので、せめてどちらか消えてくれると嬉しいのですが…
そんな簡単には2強のワンツーフィニッシュにはならないと信じて今週も穴馬を狙っていきます。
まずは脚質傾向から見ていきます。
以下が函館開催を除く過去9年の脚質傾向です。
これを見ると特筆は上り1位の複勝率92,3%という数字。
又上り3位以内で9勝中8勝を挙げているのも注目。
よって今回は上り3位以内で圏内に入った馬にスポットを当てます。
上り3位以内で圏内に入った馬は21頭いますが、前走海外遠征馬を除く20頭中17頭は
前走4角9番手以下 又は 前走4角4番手以内で上り3位以内
今回この条件に合致する馬はアイスバブル・ウインキートス・ディアマンミノル・ユーキャンスマイルの4頭。
人気的にも高配当が期待できそうな馬が残ったので、穴狙いとしてはこの4頭は注目ですね。
次は枠順傾向です。
以下が函館開催を除く過去9年の枠順傾向です。
これを見ると明らかに5番ゲート以内に好走馬が集中しています。
ただ外枠軽視かと言われればそこまでではない。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると特に2番ゲートが好走率が高い。
それを除くと穴馬は内か外かと両極端な傾向ですね。
上記のデータを考慮して
1~5番ゲート有利
と判断します。
外枠も悪くはないのですが、やはり内枠を重視したいですね。
次に血統傾向です。
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
・ハービンジャー
又は
母方に
・ヴァイスリージェント内包馬
です。
ディープインパクト産駒とハービンジャー産駒の好走がやたらと目立ちます。
また上記の表では網羅出来ていませんが母方にヴァイスリージェントの血を持つ馬の好走も注目です。
ソダシも父クロフネでヴァイスリージェント内包馬ではありますが、あくまで傾向は母方となります。
あとキンカメ産駒は2017年の好走以外は全くダメ。
洋芝と言えばステイゴールド系が頭に浮かびますが、このレースでの複勝率は20%程で特筆すべき内容ではありませんでした。
今回の該当馬は
アイスバブル
ウインキートス
ディアマンミノル
ブラストワンピース
ペルシアンナイト
ラヴズオンリーユー
以上6頭です。
次に消去法です。
消去法は上位人気馬消去法と穴馬消去法に分けています。
まずは上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
函館開催を除く過去9年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 5歳以下
② 前走G1出走馬
③ 前走馬体重470キロ以上
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去9年で9回。
そしてその9回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は8回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
ソダシ
ラヴズオンリーユー
以上2頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
次に穴馬消去法です。
穴馬とは5番人気以下を指しています。
過去9年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は5番人気以下で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 5歳以上
② 前走G1or函館記念出走馬 又は 前走重賞で1着馬
③ 前走馬体重470キロ以上
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
5番人気以下の馬が圏内に来た年は過去9年で6回。
そしてその6回中、上記の条件で5番人気以下の馬が来た年は6回です。
今回の想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
バイオスパーク
マイネルウィルトス
ユーキャンスマイル
以上3頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
その他の重賞予想や過去の結果をご覧になりたい方はこちらからどうぞ
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最後に現時点での穴馬候補2頭を発表します。
それはこの馬(A)(B)☟
(A) ステイフーリッシュ
今回は初の長期休養明けがポイントとなるが、とにかく堅実駆けするのがこの馬の持ち味。
2強を除けば実力差は差大きく違わないメンバー構成。
前走もラヴズオンリーユーとコンマ2秒差の勝負をした能力を信じたい。
(B) ?????
長距離馬のイメージが強く、久々の中距離戦で戸惑う可能性もある。
ただ実績的には2000mは(1・2・0・1)と苦手としているわけではない。
またG1だと足りない馬だがG2戦では(C)馬同様安定した走りを見せている。
人気的にも想定オッズくらいで狙えるなら妙味十分です。
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