このレースは京都競馬場で行われる芝2400m戦。
2020年以降からかなり荒れるレースとなっています。
ただ近3年は中京開催だったから荒れただけなのかもしれないが…
とにかく2019年以前と比べればガチガチのレースではなくなっているので、今年もそれなりに波乱を期待しています。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2014年以降の京都開催過去7年の脚質傾向です。
これを見ると一目で追い込み馬劣勢だと分かりますね。
上り6位以下の複勝率も良くないですが6頭も好走馬がいるので軽視はできないか。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走脚質逃げ・先行・差し
② 前走上り1位
前走追い込み馬の好走率は低いですが、上り1位だった馬に限っては複勝率42,9%もあるので例外です。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
③ 6歳以下
④ 前走8着以内
⑤ 前走距離2000m以上
⑥ 前走馬体重519キロ以下
この条件①~⑥で(7・6・6・18)複勝率51,4%になります。
この条件に該当する馬は
ハーツコンチェルト
ブローザホーン
リビアングラス
以上3頭です。
*ブローザホーンは前走競争中止だったので前々走を参考にしています。
「 枠順傾向データ 」
以下が2014年以降の京都開催過去7年の枠順傾向です。
ここまで分かりやすい傾向も珍しい。
11番ゲート以降は消しですね。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると10番ゲート以内というのは全体傾向と変わらないが、内に行けば行くほど良いという訳でもなく、好走ゲートは4~10番ゲートです。
偶然か?
上記のデータを考慮して
1~10番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
京都開催直近5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ステイゴールド系
・ディープインパクト
・キングカメハメハ
又は
・父サンデーサイレンス系×母父ノーザンダンサー系
・父ミスプロ系×母父ノーザンダンサー系
です。
ノーザンダンサー系・ナスルーラ系・ロベルト系の出走頭数が5年間で僅か15頭。
しかも4番人気以内馬が1頭もいない。
ただそれでも好走馬が1頭くらいいてもいいのではないか?
一応サンデーサイレンス系とミスプロ系を重視した。
今回の該当馬は
サトノグランツ
サヴォーナ
ショウナンバシット
ディアスティマ
レッドバリエンテ
以上5頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2014年以降の過去10年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走距離2000m以上
② 前走G1出走馬は7着以内 且つ 上り6位以内
③ 前走G2以下出走馬は4着以内 且つ 上り3位以内
予想オッズ4番人気以内馬で上記の条件①+②or③に該当する馬は
ブローザホーン
以上1頭です。
*ブローザホーンは前走競争中止だったので前々走を参考にしています。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 6歳以下
② 斤量52~56キロ(新斤量制度に換算)
③ 前走距離芝2000m以上
④ 前走重賞出走馬は上り5位以内 or 4角3番手以内
⑤ 前走OPクラス以下出走は2着以内 or 1番人気で4角3番手以内
予想オッズ5番人気以下馬で上記の条件①②③+④or⑤に該当する馬は
レッドバリエンテ
以上1頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は10,2%です。
・関東馬(0・0・1・20)複勝率4,8%
・7歳以上(0・0・0・44)複勝率0%
・斤量57キロ以上(0・0・1・26)複勝率3,7%(新斤量制度に換算)
・前走間隔2週以内(0・0・0・8)複勝率0%
・前走G3クラス以下で9着以下(0・0・0・22)複勝率0%
・前走G3クラス以下で前走から斤量同・増馬(0・0・1・35)複勝率2,8%
・前走距離1800m以下(0・0・0・14)複勝率0%・
このデスデータを全て突破した馬は
インプレス
ショウナンバシット
リビアングラス
レッドバリエンテ
以上4頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(A) ?????
人気はほとんどないかもしれないがこの馬は気になる。
馬柱だけ見ると2400mは長く、血統から判断してもこの距離は長い。
距離適性で嫌わるのは間違いない。
ただ明らかにレベルの高すぎるレースに出ているだけかもしれない。
3走前の2400m戦はハーツコンチェルトとコンマ3秒差。
前走の2400m戦はディープボンドとコンマ2秒差。
一応2200mまでの距離実績はあり、3着候補としてなら全く脈無しとは言い切れないかも。
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