このレースは小倉競馬場で行われる芝2000m戦。
今年は中京開催じゃなかったんですね。
知らなかった。
今年のメンバーを見ると重賞好走馬もいなく、3勝クラス以下で凡走している馬も多い。
かなりメンバーレベルが低そうでこれで重賞か…
押し上げられたようにミッキーゴージャスが1番人気になっている感じで一波乱ありそうな予感がします。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
今回は小倉開催となり過去のデータが使えません。
しかも開幕週です。
よって2014年以降の同コース重賞開幕1~2日目のデータを参考とします。
サンプルは小倉記念4レースと愛知杯1レースの計5レースです。
以下がその脚質傾向です。
これを見ると開幕週のイメージとは違い、上り6位以下からの好走馬がいません。
決め手勝負のレースです。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走脚質差し・追い込み
好走馬15頭全てが前走この2脚質でした。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
② 前走9着以内
③ 前走上り7位以内
この条件で(5・4・4・16)複勝率44,8%になります。
まだ条件はありますが、全く別レースなので参考程度としてここまでとしておきます。
この条件に該当する馬は
エリカヴィータ
セントカメリア
タガノパッション
テリオスマナ
フラーズダルム
ミッキーゴージャス
以上6頭です。
「 枠順傾向データ 」
脚質傾向と同じく2014年以降の同コース重賞開幕1~2日目のデータを参考にします。
以下がその傾向です。
これを見ると7番ゲート以内の複勝率が優秀。
13番ゲート以降からは好走馬は出ていません。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると5番ゲート以内に好走馬が多い。
やはり内寄りな程有利だと思います。
上記のデータを考慮して
1~7番ゲート有利
13番ゲート以降不利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
血統傾向は2019年以降の同コース重賞を参考にします。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・トニービン内包種牡馬
又は
父or母父に
・ディープインパクト
・ヴァイスリージェント系
です。
今年はヴァイスリージェント系はいませんでした。
今回の該当馬は
アレグロモデラート
グランスラムアスク
セントカメリア
ミスフィガロ
ミッキーゴージャス
ルージュスティリア
以上6頭です。
「 消去法データ 」
消去法は1月開催となった2016年以降の過去8年分のもので1~6番人気の上位人気馬消去法と7番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は6番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 6歳以下
② 前走G1で8着以内
③ 前走G2~3勝クラスで5着以内
予想オッズでは5・6番人気に差があるので予想オッズ5番人気までを上位人気馬として扱います。
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
コスタボニータ
セントカメリア
ミッキーゴージャス
以上3頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は7番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 5~7歳
② 斤量52~57キロ(新斤量制度に換算)
③ 前走OPクラス以上出走馬 or 1着馬
今回は予想オッズ6番人気以下を穴馬として扱います。
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
エリカヴィータ
グランスラムアスク
フラーズダルム
ローゼライト
以上4頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の7番人気以下限定のもので、このレースの7番人気以下馬の複勝率は11,0%です。
・4歳馬(0・0・0・14)複勝率0%
・斤量51キロ以下(0・0・0・10)複勝率0%(新斤量制度に換算)
・前走3勝クラス以下で2着以下(0・0・0・14)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差1,3秒以上(0・0・0・13)複勝率0%
・前走4角2番手以内(0・0・0・14)複勝率0%
・前走3勝クラス以下で距離1800m以下(0・0・0・18)複勝率0%
今回は予想オッズ6番人気以下を穴馬として扱います。
このデスデータを全て突破した馬は
エリカヴィータ
フラーズダルム
以上2頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
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(B) ?????
脚質傾向・穴馬消去法推奨穴馬でデスデータ突破馬。
長らく低迷していたが近走は前目での競馬が出来るようになっており、前走は久しぶりに善戦と言える内容。
もともと重賞勝ちがある馬で能力はある。
今回はその重賞を制した同じ左回りで同距離。
復活を期待したい。
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