このレースは中京競馬場で行われる芝2000m戦。
とにかく荒れるローカルハンデ重賞で、まともに人気馬から買っていては当たらない。
だからと言って闇雲に点数を広げても回収率は上がらないので、3連単中心の自分にとってはそこ辺りが難しいですね。
今のところはそれでも馬券の中心は1番人気想定のアンドヴァラナウトだと思っているが、週末には考えが変わっているかも…
そして現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
このレースはとにかく開催時期・開幕日がコロコロ変わっています。
現在は開幕5日目となっているので、2012年以降で開幕1日目を除いた過去5回分の脚質傾向を調べました。
以下がその傾向です。
これを見ると逃げ馬の複勝率は高いものの、先行~追い込みの複勝率に大きな差はない。
ただ各年の決着を見ると年によって傾向はバラバラ。
今年の登録馬を見てみると、逃げ馬らしい逃げ馬はいなく先行勢も少ない。
上位人気馬を見てもソフトフルート・デゼル・マジックキャッスルは後方タイプで一波乱ありそう。
そこで今回は前有利という前提で調べてみました。
逃げ・先行で圏内に入った5頭中4頭は
① 近3走中に初角・4角共に2番手以内の経験あり
この条件に該当する馬は
アイコンテーラー
クールキャット
スライリー
以上3頭です。
この3頭は全て人気薄なので前残りの穴馬として狙ってみるも面白いかもしれません。
一応前有利という前提で調べましたが、それでも過去5回の圏内馬15頭中10頭は後方勢。
後ろにも警戒は必要です。
「 枠順傾向データ 」
こちらのデータも脚質傾向と同じく2012年以降で開幕1日目を除いた過去5回分の枠順傾向です。
これを見ると内枠からも好走馬は出ているが、コンスタントに好走馬が出ているのは11番ゲート以降から。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると意外と外枠が有利とは限らない。
12番ゲート以降からの穴馬は5頭で4~11番ゲートからの穴馬は4頭。
穴馬は外枠有利と決めつけてしまうと痛い目にあいそう。
全体傾向と共通して言えるのは最内枠付近の成績がイマイチということ。
上記のデータを考慮して
1~3番ゲート不利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
2020年の小倉開催を除く2017年以降の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ハービンジャー
・ディープインパクト
・ミスプロ系
又は
母父or母母父に
・ボールドルーラー系
です。
注目はミスプロ系で2017年以降で複勝率41,7%です。
特にキングカメハメハは圏内に3回も絡んでおり、1番人気想定のアンドヴァラナウトもキンカメ産駒です。
今回の該当馬は
アイコンテーラー
アナザーリリック
アンドヴァラナウト
ソフトフルート
デゼル
ホウオウエミーズ
マジックキャッスル
ミスミルドレッド
ラヴユーライヴ
ルビーカサブランカ
以上10頭です。
母父or母母父にボールドルーラー系は過去にウラヌスチャーム・ランドネ・レイホーロマンス・クインズミラーグロがいて毎年好走馬がいましたが、今回は該当馬はいませんでした。
「 消去法データ 」
消去法は開催時期が1月に変更された2016年以降の過去6年分のもので1~4番人気の上位人気馬消去法と5番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 5歳以下
② 斤量53~55キロ
③ 前走2着以内 or 3番人気以内
想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
アンドヴァラナウト
以上1頭です。
上位人気馬の中でも特に4歳馬の成績は抜群に良い。
今回の上位人気馬ではこの馬だけが唯一の4歳馬。
昨年大活躍した世代ということもあり、人気でもこの馬には逆らいずらいかも。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は5番人気以下馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 5~7歳以下
② 斤量50~56キロ
③ 前走エリザベス女王杯組 or 牝馬ハンデ重賞組 or 1着馬
想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
クラヴェル
ラルナブリラーレ
ラヴユーライヴ
ルビーカサブランカ
以上4頭です。
穴馬に関しては4歳馬は何故か全くの不振傾向です。
ちなみにクラヴェルは日経新春杯に向かうと思います。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
データは開催時期が1月に変更された2016年以降の過去6年分です。
対象は5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は18,2%です。
・4歳馬(0・0・0・10)複勝率0%
・前走敗戦馬の着差1,3秒以上(0・0・0・10)複勝率0%
・前走距離1800m(0・0・0・16)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
カセドラルベル
クラヴェル
シゲルピンクダイヤ
ミスミルドレッド
ラヴユーライヴ
ルビーカサブランカ
以上6頭です。
ただ更に絞るなら前走1600mと2200m組の成績が非常に優秀で日経新春杯へ向かうクラヴェルを除くとカセドラルベル・ラヴユーライヴ・ルビーカサブランカの3頭が残ります。
最後に現時点での穴馬候補2頭を発表します。
それはこの馬(A)(B)☟
(A) ?????
前残りで狙うならこの馬。
今回のメンバーは先行勢手薄で、3連連続先行策を取っているのはこの馬だけ。
格下の身分ではあるが、最軽量ハンデで連勝中の勢いもある。
全4勝が全て左回りという実績も買い材料です。
(B) ルビーカサブランカ
血統傾向・穴馬消去法推奨馬でデスデータ突破馬。
10戦して9圏内の超安定した走りで、上りに関しては10戦連続上り3位以内。
同コースも(1・1・1・1)で複勝率75%とコース適性も問題なし。
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