このレースは京都競馬場で行われるダート1900m戦。
過去10年で1番人気が5勝と比較的堅めの決着が多いレース。
そして今年の予想1番人気はグロリアムンディですが、G3の別定戦なら簡単には崩れ無さそう。
2番人気にも重賞3連続好走中のハギノアレグリアスもいて、今年も紐荒れ程度の堅めの決着かも?
せめてこの2頭の内どちらかでも消えてくれると馬券的には面白くなるのですが。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が2013年以降の京都開催過去8年の脚質傾向です。
これを見ると逃げ・先行馬の複勝率がかなり高いですね。
ただ今年の登録馬を見ると逃げ・番手タイプの馬が結構揃った。
テリオスベル・メイショウカズサ・メイショウフンジン・ロードヴァレンチ辺りがその候補。
メイショウ2基は争わないにしても、それでもペースが落ち着くとは思えない。
そうなると今年は後方勢に注目と言いたいところだが…調べてみるとこのようなメンバー構成は過去に幾度もありました。
それでも前目決着が多いんですよね。
よってメンバー構成は考えずに純粋に前走脚質から見ていくと…
① 前走初角4番手以内の先行馬
ポイントは逃げ馬ではないというところ。
更に好走率を上げる条件として…
② 前走クラスOPクラス以上
③ 前走5着以内
④ 前走馬体重500キロ以上
ここまでで(3・4・2・2)複勝率81,8%というかなりの高確率です。
この条件①~④に該当する馬は
カフジオクタゴン
メイショウフンジン
以上2頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が2013年以降の京都開催過去8年の枠順傾向です。
これを見ると勝ち馬と複勝率が安定しているのは11番ゲート以内。
外枠も来ていないこともないが、内~中枠付近までが良いと思います。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると11番ゲート以降からの好走馬無し。
やはり中枠付近までが好走枠と言えるでしょう。
上記のデータを考慮して
1~11番ゲート有利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
2018年以降の京都開催過去3年分の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ナスルーラ系
又は
父or母父or母母父or母母母父に
・ロベルト系
です。
父ナスルーラ系は過去3年の出走馬5頭中3頭が圏内という高確率。
それ以外の6頭中5頭はロベルトの血を持っている馬でした。
今回の該当馬は
カフジオクタゴン
グロリアムンディ
サンライズホープ
ソリストサンダー
デルマルーヴル
メイショウカズサ
ヴァンヤール
以上7頭です。
*除外対象馬は入れていません。
「 消去法データ 」
消去法は2013年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走G1出走馬
② 前走G1出走組以外は3番人気以内で2着以内 且つ 上り2位以内 or 4角3番手以内
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
グロリアムンディ
タイセイドレフォン
ハギノアレグリアス
以上3頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 前走OPクラス以上
② 前走距離1800m以上
③ 前走5着以内or5番人気以内
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
テリオスベル
ノットゥルノ
メイショウフンジン
ロードヴァレンチ
以上4頭です。
*除外対象馬は入れていません。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の5番人気以下限定のもので、このレースの5番人気以下馬の複勝率は7,5%です。
・関東馬(0・0・0・26)複勝率0%
・前走間隔13週以上(0・0・0・15)複勝率0%
・前走11番人気以下(0・0・0・25)複勝率0%
・前走4着以内(0・1・0・43)複勝率2,3%
・前走から斤量減(0・0・0・21)複勝率0%
・前走馬体重485キロ以下(0・0・0・29)複勝率0%
・前走脚質逃げ(0・0・0・10)複勝率0%
・前走中央開催で上り2位以内(0・0・0・25)複勝率0%
・前走3勝クラス以下(0・0・0・18)複勝率0%
・前走距離1700m以下(0・0・0・9)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
ハイエンド
以上1頭です。
このレースの穴馬は前走4着以内の好走率が何故か低い。
不思議ですね。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(A)
ここを☟クリック
(A) ?????
逃げる時もあるが控えても競馬が出来るタイプ。
このレースは基本的に前有利なレースだが、今回は多少流れそうな気もする。
そういう意味では控えつつ前目の位置を取れそうなこの馬には丁度良いかもしれない。
そして今年に入ってOP2勝、重賞3着と力を付けている。
あとは外枠さえ引かなければチャンスはあるのではないか。
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