このレースは小倉競馬場で行われる芝1800m戦。
2018~2021年まで連続で二桁人気馬が好走していたように、紐だけがかなり荒れるレースでした。
昨年も紐荒れしたように人気馬2頭ー穴馬1頭組み合わせがベストで、馬券としては狙った人気馬から二桁人気へ流すというのもアリかもしれません。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると逃げ・先行馬の複勝率は高いものの、脚質関係なく満遍に好走馬が出ています。
そこで前走脚質から好走率の高い条件を調べてみました。
① 前走脚質逃げの重賞出走馬(複勝率54,5%)
② 前走上り1位の重賞出走馬(複勝率50,0%)
この条件①or②に該当する馬は
ヒンドゥタイムズ
フォワードアゲン
以上2頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると7番ゲート以内で7勝、12番ゲート以降で3勝です。
ただ複勝率では中枠付近以外は内も外も互角です。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
今回は過去傾向から6番人気以下を穴馬として扱います。
穴馬で見ると外枠より内枠の好走率がやや高く、やはり中枠付近から好走馬は出ていません。
昨年も同じようなことを言っていたら7番ゲートからカデナが好走してしまいましたが、それでもやはり中枠付近の好走率は悪い。
一応過去20年まで遡って調べてみると死枠がありました。
複勝率が僅か5%台の5枠です。
上記のデータを考慮して
5枠不利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ディープインパクト
・キングカメハメハ系
又は
母方に
・ロベルト内包馬
です。
ディープ産駒の好走率が非常に高く、しかも人気薄の馬も含む。
除外対象馬を除けば、サトノエルドールが人気薄のディープ産駒ですね。
今回の該当馬は
アルサトワ
ゴールドギア
サトノエルドール
バジオウ
フォワードアゲン
ホウオウエミーズ
レッドベルオーブ
レッドランメルト
以上8頭です。
*除外対象馬は入れていません。
「 消去法データ 」
消去法は2013年以降の過去10年分のもので1~5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 7歳以下
② 前走4着以内 且つ 上り2位以内 or 4角3番手以内
③ 前走G2クラス以上出走馬
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件①+②or③に該当する馬は
ウイングレイテスト
以上1頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
① 5歳以上
② 斤量53キロ以上(新斤量制度に換算)
③ 前走距離1800m以上
④ 前走上り5位以内 or 4角3番手以内
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
ゴールドギア
サトノエルドール
ダンディズム
フォワードアゲン
ロングラン
以上5頭です。
*除外対象馬は入れていません。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は11,4%です。
・前走敗戦馬の着差1,4秒以上(0・1・0・22)複勝率4,3%
・前走馬体重456~514キロ以外(0・0・0・17)複勝率0%
・前走距離1600m以下(0・1・0・23)複勝率4,2%
・前走函館・札幌・福島・新潟開催出走馬(0・0・0・8)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬は
ゴールドギア
サトノエルドール
ダンディズム
バジオウ
ロングラン
以上頭です。
*除外対象馬は入れていません。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
それはこの馬(D)☟
(D) ?????
脚質傾向・血統傾向・穴馬消去法推奨馬。
デスデータも準パーフェクト。
馬格がないのが難点だが、データ的には合致する部分が多い。
人気は全くないようだが、近年二桁人気馬がやたらと好走するレースなので、脈なしとは言い切れない。
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