今回は天皇賞春2021の枠順確定後の最終結論の記事です。
確定した枠順と現時点のオッズは以下のようになっています。
枠順傾向の記事では12番ゲート以降不利と判断しています。
今回は5番人気くらいまでは大接戦なので上位人気馬5頭の配置を見ていきます。
まずは1枠2番アリストテレスですが、長距離レースなのでロスのない内枠は良かったとは思います。
ただちょっと極端すぎるかな。
この位置だと多少脚を使っても前目の位置を取りにいくか、あるいは控えて脚を溜めるか?
控えたとして前走のように揉まれて掛からなければよいが…
次に3枠5番ディアスティマですが理想的な内枠に入り、同型ジャコマルより内に入った。
これで自分の形に持ち込める可能性は高くなった。
次に2枠3番カレンブーケドールですが先行策を取るには文句ない配置でしょう。
次に6枠12番ディープボンドですが、やや外目に入ったがギリギリ及第点と言えるくらいの配置か。
理想はもう少し内寄りが良かったですね。
最後に1枠1番ワールドプレミアですが、この馬の判断が一番微妙。
内枠の成績が悪いという馬ではないが、多分ポジションは中団よりやや後ろくらいか。
この配置だと何処かで外に持ち出さないと勝負にならないと思う。
鞍上は昔と違って最内でも詰まることが少なくなった福永騎手なので、あとは騎手の腕頼み。
基本的な馬券の買い方は人気馬ー穴馬の組合せです。
人気馬とは4番人気以内、穴馬とは5番人気以下を指しています。
それでは今回の券種と買い目ですが、
(3連単フォーメーション/2・3着マルチ)
(1着)
◉1枠2番アリストテレス
◉1枠1番ワールドプレミア
(2・3着)
★穴馬(C)(D)(E)
(2・3着)
◉1枠2番アリストテレス
◉1枠1番ワールドプレミア
〇6枠12番ディープボンド
〇3枠5番ディアスティマ
各100円×36点
(計 3600円)
3連単勝負です。
頭で選ぶのは基本的に人気馬。
そして対抗馬も基本的に上位人気に近い馬。
波乱含みのレースでも確率論から考えて長い目で見るとこの買い方がベストだと思っています。
頭を選ぶ基準は複勝率の高そうな馬ではなく、飛ぶ可能性が高そうでも頭で狙えそうな馬です。
基本は人気馬の中から頭で狙いにくい馬を消して残った2頭を選びます。
「頭で狙いにくい馬 其の①」
カレンブーケドール
ステイフーリッシュのような馬でとにかく勝ちきれない。
善戦はするが2着までという複勝系の馬。
更に今回は3000mを超す長距離戦。
過去の歴史を見ても3000mを超すG1レースで牝馬が勝利したことは殆どない。
ここ数年は牝馬最強時代と言える時期が続いているが、天皇賞春となるとさすがに頭で狙うのは厳しいのではないか。
「頭で狙いにくい馬 其の②」
今回は特になし
今回はどの上位人気馬も頭で来てもおかしくないレースだと思います。
各馬それぞれ一発がある可能性を持っている。
そこから迷った末に選んだ頭狙いの馬はまずアリストテレス。
前走は大敗したが、このメンバー中で実績と能力を考えたら頭で押さえておかなくてはならない1頭。
コントレイルと差のない競馬をした馬を狙わない訳にはいかない。
危険な人気馬という見方もあるが、逆に前走大敗していなかったら今回のようなオッズで買えるはずもなく、個人的には最も妙味がある人気馬だと思います。
あとはルメール騎手の手腕で掛からないことを祈るのみ。
頭狙い2頭目は迷ったがワールドプレミアにした。
休み明けを叩いて上昇の余地あり。
内枠をどうやって捌くががポイントだがそこは鞍上の腕に期待。
なんだかんだ言っても出走馬の中でG1タイトルを持っているのはマカヒキとこの馬だけ。
対抗に留めたのはディープボンドとディアスティマ。
ここからの話はあくまで阪神大賞典をベースに考えています。
まずディープボンドは前走の走りは圧巻だったが馬場や展開などハマった感がある。
そしてあくまで阪神大賞典の話だが、競馬ソフトターゲットで1986年まで遡ってみても12番ゲート以降からの勝ち馬は僅か1頭だけということ。
少頭数の長距離戦ならともかく、多頭数の長距離戦となると距離ロスは外枠になるほど大きい。
そしてもう1頭対抗に下げたディアスティマだが、評価を下げた理由は2011年以降の阪神大賞典で勝馬11頭が全て上がり3以内であるということ。
確かに前走は同コースで逃げて上り3位を繰り出しているが、それはあくまで条件戦。
このメンバー相手に逃げて尚且つ上り3位以内の脚を使うというのは至難の業ではないか。
以上の理由で頭狙いの2頭を決めました。
ただ阪神大賞典のデータをベースにしたことが間違いであったなら…ちなみにnetkeibaさんの動画で福永騎手は阪神大賞典とは別物と言っていました(-_-;)これは終わってみないとわかりません(;^_^A
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そして今回選んだ穴馬(C)(D)(E)とはこの馬☟
(C) カレンブーケドール
ディアスティマが予想以上に売れたため、この馬が5番人気に下がった感じですね。
牝馬で3000mを超す長距離戦となると正直人気馬としては手が出しにくい。
ただ枠も申し分ない配置に入り、完全な複勝タイプの馬で堅実に走る。
安定性を考えるとある意味ズバ抜けた存在。
不安要素の方が多い馬ではあるが、他に買いたい馬が外枠に入ってしまったので妙味は抜きにして押さえておきます。
(D) ?????
前走推奨穴馬として取り上げて好走してくれたが、今回もう一度狙います。
とにかく3000m超えのレースになってから別馬のようになった。
前走もユーキャンスマイルと差のない競馬をしていて、それでいて人気にならないようなら妙味ありだと思います
枠は外目だが、後方待機の馬なのでそこまで気にすることもないか。
(E) ?????
ピークは完全に過ぎたと思っていたが前走は2着に好走した。
馬柱をみるとやはりこの馬は長距離適性がかなり高いのでしょう。
G1を含め3000m以上のレースで掲示板を外したことは一度もない。
阪神コースも得意としていて、その堅実性を買ってこの馬を推したいと思います。
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