今回は大阪杯2021の人気馬・穴馬別過去データ消去法と枠順・脚質・血統傾向の記事です。
このレースは阪神競馬場で行われる芝2000m戦。
今年は役者が揃いましたね。
注目はコントレイル VS グランアレグリア。
次いでサリオスと無敗牝馬レイバパレも参戦。
競馬を純粋に楽しむなら面白いレースです。
ただ馬券的には穴狙いは厳しいか?
想定オッズを見るとそれを物語っています。
現在のnetkeibaさんの想定オッズは以下の通りです。
まずは脚質傾向から見ていきます。
以下がG1に格上げされてからの過去4年の脚質傾向です。
これを見ると基本は先行馬有利。
捲りで1勝してることからも考えると4角である程度の位置は付けておきたいですね。
今回はキセキが回避予定で、そうなると前走奇策の逃げを打ったギベオンが再び逃げそう。
ペース的には流れる可能性が低そうで、今年も前目有利と判断できそう。
前有利と仮定して、過去4年で先行・捲りで圏内に入った6頭に共通する点を調べるとそのうち5頭が
前走5着以内 且つ 4角3番手以内
この条件に合致するのはギベオンとレイパパレの2頭。
コントレイルやグランアレグリアに一矢報いるならこの2頭かもしれません。
次は枠順傾向です。
以下がG1に格上げされてからの過去4年の枠順傾向です。
これを見ると基本的には内枠有利。
8番ゲート以内に好走馬が多く集まっています。
今度は5番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ても同じく内枠有利。
3・4・5番ゲートに穴馬が集まっていることから考えると内であればあるほど良いのかもしれません。
上記のデータを考慮して
1~8番ゲート有利
と判断します。
次に血統傾向です。
G1に格上げされてからの過去4年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
濃い桃色(ロベルト系)
今回の推奨血統は
父に
・ディーインパクト
です。
毎年必ず絡むのはディープ産駒でこの傾向が一番顕著だと思います。
ただ今年は全体の半数がディープ産駒となっています。
今回の該当馬は
アドマイヤビルゴ
カデナ
ギベオン
グランアレグリア
コントレイル
レイパパレ
ワグネリアン
以上7頭です。
次に消去法です。
まずは上位人気馬消去法です。
上位人気馬とは4番人気以内を指しています。
G1に格上げされてからの過去4年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は4番人気以内馬で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 前走クラスG2以上で2着以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
4番人気以内の馬が圏内に来た年は過去4年で4回。
そしてその4回中、上記の条件で4番人気以内の馬が来た年は4回です。
今回の想定4番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
グランアレグリア
コントレイル
以上2頭です。
まあ当然といえば当然の2頭ですね。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
次に穴馬消去法です。
穴馬とは5番人気以下を指しています。
G1に格上げされてからの過去4年の1~3着馬の結果は以下の通りです。
黄色部分は5番人気以下で、赤色部分は強調部分として色分けしています。
見方によって基準は人それぞれですが、圏内に入った馬に多く共通する項目は以下の通りです。
① 6歳以下
② 前走クラスG2以上で3番人気以内
基本的に頭数ではなく年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
5番人気以下の馬が圏内に来た年は過去4年で3回。
そしてその3回中、上記の条件で5番人気以下の馬が来た年は3回です。
今回の想定5番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
ワグネリアン
以上1頭です。
(注)あくまで想定人気からの消去法なので、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
最後に現時点での穴馬候補2頭を発表します。
望みは薄そうですが…
それはこの馬(A)(B)☟
(A)
望みは薄いですが、血統傾向と脚質傾向で推したこの馬を挙げます。
今回とにかく逃げ馬候補が少ない。
前走のようなノーマークの逃げを打ったなら再び大物食いができるかもしれない。
(B)
長期休養明けを叩いて今回は上昇の余地あり。
あくまで想定オッズだが、G1馬であり昨年の当レースでも好走した馬がレイパパレとこれほどまでの実力差がある馬ではない。
穴馬消去法で唯一名前が挙がった馬でもあるのでこの馬を推します。
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