このレースは阪神競馬場で行われる芝1400m戦。
2019年以降の6年で二桁人気馬の好走が5年という荒れるレース。
しかも偶然かもしれないが二桁人気の好走馬6頭は全て当日11・12番人気。
大穴を狙うなら無条件でここを狙っていくのもアリかもしれませんね。
そして現在のnetkeibaさんの予想オッズは以下の通りです。
それではこれから脚質傾向・枠順傾向・血統傾向・消去法・デスデータの順で調べていきます。
(注)消去法やデスデータは、実際の人気と違っていた場合該当馬が変わることもあります。
「 脚質傾向データ 」
以下が過去10年の脚質傾向です。
これを見ると脚質では大きな差はない。
上り6位以下の複勝率が低いがそれでも6頭好走馬がいます。
そこで前走脚質を見てみると…
① 前走上り2位以内で前走4角12番手以内
② 前走上り3位以下なら前走阪神ジュベナイルフィリーズ出走馬で前走4角13番手以内、G2以下で4角6番手以内
③ 前走新馬・未勝利クラス出走馬は前走上り1位 且つ 前走4角2番手以下
④ 前走1勝クラス出走馬は前走4角2番手以下
⑤ 前走OP～G2出走馬は前走上り2位以内 or 4角2番手以内
⑥ 前走G1出走馬で前走上り6位以下は4角4番手以内
⑦ 前走距離1200ｍ出走馬は前走脚質差し・追い込み
大分細かくなってしまったが、これである程度絞れる。
ここから更に好走率の高い条件を積み重ねると…
⑧ 関東馬は前走G1で3着以内
⑨ 前走G1出走馬以外は前走5着内で5番人気以内
⑩ 前走距離芝1200～1600ｍ
⑪ 前走間隔3～14週
⑫ キャリア7戦以内
この条件で(10・9・10・16)複勝率64,4％になります。
この条件に該当する馬は
トワイライトシティ
ベルビースタローン
モズナナスター
リリーフィールド
以上4頭です。
「 枠順傾向データ 」
以下が過去10年の枠順傾向です。
これを見ると16番ゲート以降から勝ち馬は2頭出ているが複勝率は低い。
勝ち馬は2頭は1・2番人気馬であるので、能力が無いと大外枠からの好走は厳しそう。
今度は6番人気以下限定の枠順傾向です。
穴馬で見ると7番ゲート以内が安定していますね。
逆に16番ゲート以降からは好走馬無し。
内寄りに越したことはない。
上記のデータを考慮して
16番ゲート以降不利
と判断します。
「 血統傾向データ 」
過去5年の傾向は以下の通りです。
桃色(サンデーサイレンス系)
濃い桃色(ロベルト系)
赤紫(ヘイロー系)
水色(ミスプロ系)
黄色(ノーザンダンサー系)
緑色(ナスルーラ系)
今回の推奨血統は
父に
・ロードカナロア
・ミッキーアイル
・トニービン内包種牡馬
又は
母父に
・ミスプロ系
又は
父or母父に
・ロベルト系
です。
特筆なのがトニービン内包種牡馬で過去5年で僅か5頭しか出走していませんが、(2・1・1・1)複勝率80％という驚異の数字です。
ただ今年は該当馬無しです。
今回の該当馬は
インプロペリア
ダンツエラン
チェルビアット
トワイライトシティ
ドゥアムール
プロクレイア
ベルビースタローン
モズナナスター
ランフォーヴァウ
以上9頭です。
「 消去法データ 」
消去法は2015年以降の過去10年分のもので1～5番人気の上位人気馬消去法と6番人気以下の穴馬消去法に分けています。
またこのデータは見方によっては捉え方は色々ですが、基本的に年単位で来た馬がいるかいないかで考えています。
まずは上位人気馬消去法です。
黄色部分は5番人気以内馬で、赤・青・緑色部分は強調部分として色分けしています。
① 関東馬は前走G1で3着以内
② 前走距離芝1400～1600ｍ
③ 前走間隔14週以内
④ 前走4角13番手以内
⑤ 前走G1出走馬は前走9着以内、1勝クラス以下出走馬は1着、OP～G2出走馬は4着以内
⑥ 前走1勝クラス以下出走馬は前走4角4番手以下
⑦ 前走リステッドOPクラス～G2出走馬はキャリア5戦以内
これで(6・7・4・7)複勝率70,8％になります。
予想オッズ5番人気以内馬で上記の条件に該当する馬は
モズナナスター
以上1頭です。
次に穴馬消去法です。
黄色部分は6番人気以下馬で、赤・青色部分は強調部分として色分けしています。
① 関西馬
② 3月以前生まれ
③ 前走間隔3～14週
④ 前走4角2番手以下
⑤ 前走1勝クラス以上
⑥ 前走距離芝1200～1600m
⑦ 前走G1出走馬以外は前走5着以内
⑧ 前走G1出走馬は前走4角4番手以内
これで(4・2・6・5)複勝率70,6％になります。
予想オッズ6番人気以下馬で上記の条件に該当する馬は
インブロリオ
以上1頭です。
「 デスデータ 」
このレースにおいて極めて好走率が悪いデスデータを調べました。
対象は過去10年の6番人気以下限定のもので、このレースの6番人気以下馬の複勝率は10,6%です。
・関東馬(0・0・0・23)複勝率0%
・4月以降生まれ(1・0・0・64)複勝率1,5%
・キャリア2～5戦以外(0・0・1・32)複勝率3,0%
・前走間隔3～14週以外(0・0・0・18)複勝率0%
・前走G1出走馬を除く前走6着以下(0・0・0・41)複勝率0%
・前走G1出走馬を除く敗戦馬の着差0,8秒以上(0・0・0・29)複勝率0%
・前走G1出走馬を除く前走6番人気以下(0・0・0・43)複勝率0%
・前走OP～G2の牝馬限定戦(0・0・0・28)複勝率0%
・前走OP～G2で前走3番人気以下(0・0・0・37)複勝率0%
・前走より斤量増馬(0・0・0・7)複勝率0%
・前走脚質逃げ(0・0・0・18)複勝率5,9%
・前走G1で前走4角5番手以下(0・0・0・7)複勝率5,9%
・前走ダート(0・0・0・12)複勝率0%
このデスデータを全て突破した馬はいませんでした。
よって13項目中12項目を突破した馬を挙げておきます。
チェルビアット
トワイライトシティ
ベルビースタローン
ボンヌソワレ
以上4頭です。
最後に現時点での穴馬候補を発表します。
ここを☟クリック
(B) ？？？？？
このレースで好走する穴馬は前走G1組か1勝クラスが殆ど。
今年の前走G1組は上位人気馬しかいないので、選ぶなら前走1勝クラス。
過去10年の6番人気以下1勝クラス限定で…
① 3月以前生まれ
② 前走芝レースで5着以内
③ 前走脚質逃げ以外
この条件で(2・1・5・2)複勝率80,0％になります。
現時点の予想オッズ6番人気以下だと該当馬は2頭いて、まずはルージュラナキラ。
ただこの馬は馬柱からすると結局は上位人気になるような気がする。
よって残りのもう1頭を穴馬として推奨します。
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